写真は燃え尽きた寝台バスの残骸/博訊2009/7/24より
http://www.6-4.net/news/gb/china/2009/07/200907241135.shtml
【湖北省襄樊市】7月23日午前2時、40名を乗せた寝台バス(二段ベッド)が、突然発火し、眠っていた乗客はあわてて逃げ出したが、4人の乗客が逃げ遅れて焼死、1名が重傷である。
バスは走行中、湖北省襄樊市の樊魏高速道路の襄樊北入口付近で出火、乗客は鄭州市37中の教職員で、湖南遊覧から帰る途中の出来事だった。
ナンバープレートは「豫NB5656」、バスの前方の損傷が激しく、前方から出火したのではないかと見られている。また、他紙には、発火前にガソリン臭がし、その後、加勢が強くなったとも書かれている。
寝台バスの二段ベットはかなり狭い空間、このバスに40人の人間が寝るので、たぶん3列で1列に7名、これが2段でMAX42名となる。かなり狭い、この狭さで火災が起きれば、逃げることは困難だ。30名以上の人がよく逃げ出せたものである。バス火災が多いので、その教訓が役に立っているのかもしれない。
中国の寝台バスは、長距離に対応するために、その疲労の緩和と経済性に着目し、独特の発展を遂げている。春節になると、このベットの通路にも人が入り、超満員となる。こんなところで火災が起きれば、大惨事となる。
中国の寝台バスに関する日本人の体験談や注意点をネットから拾い出したのでご紹介しよう。
・真ん中の列には寝ないこと。この列が一番スリに狙われやすい。
・下段の方が揺れが少ない。
・窓の開かないタイプ、禁煙なのでタバコは問題ないが、ベットの丈も短く、前の人の足の臭いにずっと悩まされる。
・窓の開くタイプ、みんなタバコを吸うのだが、窓を開けると運転手や乗客の痰やツバが入り込む可能性がある。もっとひどいのは、ゲロ、アチラの方はよく吐くらしい。
・まとめとして、二度と乗りたくないとの意見が多数を占めている。
さて、おなじみのご宣託
乗りたくないなら始めから選ぶな
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