写真は現代会長母子と金正日総書記/博訊2009/8/17より
http://news.boxun.com/news/gb/intl/2009/08/200908170825.shtml
前列左は玄貞恩会長、右は会長長女の鄭志伊・現代U&I専務、後列左はアジア太平洋平和委員会委員長の金養建・朝鮮労働党統一戦線部長、右は現代峨山契約支援室・崔キュフン室長。
母子でよく似ているところは、その足、靴も同じようだ。
８月１６日、北朝鮮の金正日総書記は、現代グループ会長の玄貞恩女史と会見を行った。クリントン元大統領の時のような笑顔はないが、内心ほくそ笑んでいるに違いない。でも、お土産が足りなかったか？
一方的にストップしたものを再開するだけなので、特に何も革新的なことはないのだが、実にずるい手法である。気に入らなければ、またやるぞとの意思を示せばよいのだから。
ヒト・モノ・カネを領土内に持つほどこと強いものはない。契約など全く関係ない。こうして必ず相手が折れてくるのが分かっていて、その和解金額により手綱を緩めるのだ。他国領土にヒト・モノ・カネ投資する際は、十分に注意されたい。
日本は朝鮮に投資してすこぶる痛い目にあっている。戦争に負けたことは別として、朝鮮半島から手を引いたことで、日本は豊かになった。この点は本当によかったと思っている。相手から頼まれても、やらない方がよい場合もある。恨みこそあれ感謝などない。これも民族性なのだから致し方ない。
韓国は開城工業団地に投資して収支はどうなっているのか？これからは活性化すると総書記は言っている。益々、韓国は北朝鮮の深みにはまって行く。活性化に金を注ぐのは北朝鮮ではなく韓国の方だ。時期が来るとヒト・モノ・カネを拘束、遮断して、また相手の譲歩を狙う。やり方がまともでない。
韓国にとっては同じ民族だとどこかに心を許した感情もあるだろう。その部分を総書記は読んでいる。この写真の顔がそれを表している。太陽政策は韓国の政策ではなく北朝鮮の政策なのだ。
これだけやり手のトップに対応できる日本の政治家はいるのか？現時点の各党党首で麻生首相よりマシな方はいない。みんな、日本のことで精一杯だ。できないのであれば、何もあわてる必要はない。この国とはかかわらない方が日本の為だ。
日本列島は日本人だけの所有物じゃないと主張する党首
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