それほど風変わりではないtop10、おいしそうなものばかり・・・
写真は台湾の豬血糕/台湾サイトより
http://www.wretch.cc/blog/minchen0310/16370513
[シドニー 11日 ロイター] 旅行情報サイト「VirtualTourist.com」のメンバーや編集者が、世界で最も風変わりな食べ物のトップ10を選んだ。大胆な探検家でも挑戦をためらうかもしれないような食べ物が並んだ。
1.豚の血のケーキ(台湾)
木のくしに刺して売られ、アイスクリームのように食べるスイーツ。豚の血と米などを使って作られていることが多く、市場でもよく見かける。
2.タコの生け造り(韓国)
韓国では、まだ生きて動いているタコが食卓に出されることがある。通に言わせると、素早く食べるのが良いという。
3.バッタ(ウガンダ)
昔から雨季になると、調理したものや生のものを食べる習慣がある。羽や脚をつけたままのものや、取ったものが売られ、市場で簡単に買うことができる。
4.ハト(フランス)
高級レストランで使われる人気の食材で、うまみが強いが、ほかの国では食材としてはなかなか定着していない。
5.ドリアン(マレーシア)
マレーシアでは、ドリアンの持ち込みが禁止されているホテルもある。強烈なにおいを持つとげのあるこの果物を敬遠する旅行者も多いが、青臭い風味は多くのマレーシア人に愛されている。
6.ルートフィスク(ノルウェー)
アルカリ液に数日間漬け込んだ魚の料理。おいしくないと評価されることもあるが、ノルウェーでは非常に人気が高い。
7.イモムシ(オーストラリア)
蛾の白い幼虫は、たんぱく質が豊富に含まれ、かつては先住民アボリジニの食事に不可欠なものだった。
8.ヘビの血が入った酒(ベトナム)
薬効があるとされる酒は、素早く飲み干すのが良い。ヘビの血が入っているだけでなく、瓶の中にヘビの体が入っており、サソリなどが入っていることもある。
上記ニュース、top10と言いながら8つで終わっています。
9番めはイタリアのロバ
10番目は南アフリカのダチョウです。
1の台湾の豚の血のケーキは「豬血糕」、韓国だと「スンデ」になるけど、お菓子じゃないなぁ。
スンデ↓
http://wandoocong.egloos.com/3549855
一緒に写っているのは、トンポッキとおでん、嗚呼一杯飲みたい。
2はタコの活造りというよりも踊り食い、「サンナッチ」と言う↓
http://www.youtube.com/watch?v=BSyWOHR-OhE
五人のミス韓国がサンナッチの前で・・・
3のバッタは日本でもイナゴでお馴染み
http://www.break.com/usercontent/2008/12/Bizarre-Foods-Uganda-613186.html
この動画では大きな焼きバッタ(grasshopper)を食べているが、味は生の蟹かロブスターのようだと言っている。是非、食べてみたい。リスの炙り焼きもうまそうだ。
4のハトは中国でもよく食べる。
http://changsha.koubei.com/fuwu/10609190000024738
肉質は柔らかく、繊維は短く、味は濃いとのこと。紀元前三千年のエジプトでも食べられていた。
5のドリアンは臭いので有名だが、果物の王様
http://www.youtube.com/watch?v=75vm9ik5pjo&hl=ja
3で出ているバッタを食べたフードコラムニストのアンドリュー・ジマーンもドリアンは苦手のようだ。
6のルートフィスクに使われる魚はタラ(cod)が多い
『いまいち味がほとんどないんです。舌触りはすっごくぷにぷにしていてなんかゼリーを食べてるみたい。別にまずくはないですが、別にもう一度食べたいとも思わない』サイトからの感想
7のいもむしはWitchetty Grubs
http://www.youtube.com/watch?v=SJlO0aifJxA&hl=ja
生はポタージュスープの味で、熱い灰で焼いたものはバターたっぷりのスクランブルエッグの味とのこと。サイトの感想より
こちらは中国の竹虫、メイガ科の蛾・タケトツガの幼虫で竹の節間で育つ。雲南では今が採取時期で高級食材、油で揚げた竹虫はの味は、サクサクとしてチーズのような味ともビールによく合いそうだ。
http://news.xinhuanet.com/photo/2009-09/13/content_12043652.htm
8のヘビ酒はRuou ran
http://www.youtube.com/watch?v=EG1Nqrwpqyo
コプラ酒もあるが、ニセ酒も多い。
http://rakuen.seesaa.net/article/1071921.html
ハブ酒を飲んだことがあるが、身も心もカーッと熱くなった。
9のロバの肉は、Carne d'asino
http://www.regione.piemonte.it/agri/vetrina/prodottitipici/pat/salumi/salamedasino.htm
ロバ肉は70%が肉として、30%がパンチェッタに使われる。写真はロバのサラミ
10のダチョウは、ヘルシーな肉として有名
http://www.ostrichsa.co.za/index.php?action=get_article&id=101
南アフリカからヨーロッパへダチョウ肉を毎年4400トン輸出している。そう言えば、北朝鮮のダチョウはどうなったのだろう?
どれをとっても風変わりな食べ物とは言えない。アメリカのジャンクフードがtop10に入る日も近い。民族の食文化を動物愛護団体の勝手な判断で決められてはたまらない。クジラにしてもイルカにしても伝統的な日本の食文化である。
動物愛護を掲げながら、シーシェパードのように金で運動をするところもある。彼らが一体何を食っているのか是非追求してみたいものだ。
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