■唸声中国/洛陽の記者、交通事故の撮影をして、警官に殴られ10時間拘束

| コメント(0) | トラックバック(0)

写真はイスに手錠をはめられ殴られた張金星記者/博訊2009/9/19より

http://www.6-4.net/news/gb/china/2009/10/200910191424.shtml

 

【河南省洛陽市】10月17日、午後10時頃、老城区の丹尼斯(デニス)付近で自動車同士の交通事故が発生した。洛陽広播電視報(TVガイド)の張金星記者は現場で写真を撮り、取材を行っていると、派出所の人民警察が数名で張記者を取り押さえ、手錠をかけ、派出所へ連行された。その場にいた市民も一人一緒に連行されている。携帯電話の電池は抜き取られ、カメラもどこかに持って行かれた。

 

二人は派出所へ行く車の中で人民警察に何回も殴られている。張記者は派出所のイスに手錠をかけられ、大声で叫んでも他の警官は誰も見向きもしてくれなかったと答えている。トイレにも行かせてもらえずに10時間、写真の姿勢で拘束された。もう一人の市民は階段に手錠でつながれていた。

 

以下は張記者の撮った事故写真、何かまずいものでも写っていたのか?

写真は内蒙古新聞網2009/10/19より

http://commend.nmgnews.com.cn/system/2009/10/19/010302744.shtml

 

中国では暴動を撮っていた記者が何人も拘束されている。この国に報道の自由はない。故に出てくるニュースも本当かどうか分からない。政府の作られたニュースであることも多い。国民には真実を知らせずにいた方が(自分たちの為に都合が)良いとの中共政府の判断。この判断を誤ると今以上に暴動が各地で勃発する。

 

徒らに国民の不安を煽り、他国にご注進する新聞もわが国にはあるので、あまり偉そうなことは言えないが、交通事故の取材で警察に拘束されてはたまらない。

 

こうなると事故を起こした自動車の持ち主や運転手のことが気になってくる。共産党幹部か警察幹部が酔っ払い運転で事故でも起こしたのだろうか?

 

それにしても張記者の写真は誰が撮ったのだろうか?再現シーンを撮ったのか?このイスの脚を見てほしい。床に固定されている。このイスは手錠をはめて容疑者を拘束するためのイスであり、派出所で撮られたものであろう。

 

泣いている様子は可哀想だが、記者として情けなくもある。クワッーと目を見開き、肩を震わし、怒りの表情が欲しかった。(張さん、すみません。ご本人の気持ちも知らず勝手言って・・・)

 

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://gakugo.net/unarigoe/mt-tb.cgi/3162

コメントする

唸声


世界のニュースネタをお届けします。映像や写真、色々な国の新聞もご紹介します。笑いあり、涙あり、グロもあり!世界には我々日本人の知らないことがいっぱいあります。

このブログ記事について

このページは、唸声が2009年10月19日 22:30に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「■唸声の今週の気になったニュース(10/12~18)」です。

次のブログ記事は「■唸声中国/ATMにカード複製機とパスワード盗撮カメラを発見!」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ