写真は養殖魚が凍死して泣く漁民/博訊2009/11/18より
http://www.6-4.net/news/gb/china/2009/11/200911181245.shtml
【湖北省潜江市】11月17日、この地区の気温が急激に下がり、20万平米の養殖魚・ティラピアが凍死した。およそ150万元≒1970万円の損害が出た模様。
淡水魚のティラピアはアフリカや中近東に分布していたが、食用にするために世界各地に広がっていった。生活可能水温は16℃から45℃と暑さには強いが寒さには弱い。他の中国紙には8℃で凍死するとしている。
しかし、写真を見ると凍死と言うよりも水がないので死んだように見える。ティラピアはかなり過酷な環境下でも生存するが、泥の中では生きられない。
ティラピアは油多めで焼くとなかなか美味い。フィリピーナが好きでよく食べている。日本ではイズミダイとかチカダイとか呼ばれるが、鯛ではない。激安の回る寿司には鯛として使われているかもしれない。
タイと言えば、明仁皇太子殿下(現天皇陛下)がプミポン国王に50匹のティラピアを贈り、養殖をお奨めになった。その後、タイではこの魚と相性がよかったらしく、全土に広がり、タイ人の好きな魚となった。タイではプラーニンと呼ばれる。ニンは仁であり、皇太子殿下の名前を付けられた。
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