写真は台湾国防部の新兵採用CM/YouTubeより、確かにトランスフォーマーだ
http://www.youtube.com/watch?v=NwD3gDfa-VU
写真は国防部のサイト、30秒と60秒のCM(赤丸部分)があったのだが、現在は再生できない。上記のYouTubeはここから取られたものと思われる。
http://rdrc.mnd.gov.tw/rdrc/index.aspx
国慶節で中共の軍事力をまざまざと見せつけられた台湾、これじゃいかんと台湾国民を奮起させるべき作られたCMなのであろうが、YouTube映像で見ての通り、あまりにも現実離れしており、好日のアニメ世代を意識しすぎたものとなっていた。
国防部の「2009年国防報告書」には、中国との軍事バランスについて、「軍事力の優位は明らかに中共に傾いている」と指摘、このため馬英九政権は、2015年までに徴兵制を廃止、志願兵精鋭部隊や米国の最新武器購入で国防力の強化を打ち出していた。
志願兵(18~25歳)の中でも国家安全局や憲兵隊では、身長は男165~187cm・女160~175cm、BMI指数は男18~30・女17~24、つまりデブはダメ。儀仗兵になると男で身長は178~195cm、BMI指数は19~28とさらにスリムになる。
これ以外にも、顔には傷のないこと、青蛙脚(O脚?)・偏平足・断指はダメ、刺青もアウト。刺青に関しては一般企業でも刺青の有無を事前に問いただし、採用には大きく関与するものとなっている。
台湾と中国の軍事バランスが崩れることは、海の向こうの話ではなく、日本にも関係してくる。
友愛首相とレフト防衛大臣に目玉の外相と日米バランスが崩れている今、友愛首相の大好きな東アジアの軍事は中共に大きく偏っているのだ。リー・クアンユー氏が、東アジアからの米国の排除は「重大な誤りだ」と指摘したのもこの辺りにある。
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