写真は西安の高速道路で柘榴を売る農民/網易論壇2009/12/9より、道路前方でも何かを買っているドライバーの姿が映っている。
http://bbs.local.163.com/bbs/localshanxi/159230867.html
ソウルでも渋滞すると物売りが車に寄って来るが、この写真では渋滞はしていない。こんなところで物を売るのはまさに危険、中国の高速道路では最低速度違反もあり、玉突き事故は後を絶たない。
物売りだけではない、こうした高速道路を横断する歩行者もいるから驚き、中国の高速道路の制限速度は１２０kmだが、１６０～１８０kmですっ飛ばす車はざらなので、事故が起きれば、まず即死となる。まさに柘榴・・・！
京昆高速道路は全長２８６５km、北京から雲南昆明まで(主要都市は北京－保定－石家荘－太原－臨汾－西安－漢中－広元－綿陽－成都－雅安－西昌－攀枝花－元謀－武定－昆明)、全国統一名称が進められているが、この京昆高速道路は「Ｇ５」と表される。
２８６５kmがどのくらいかと言うと、東京から香港までが２８９０kmなので、とんでもない距離であることがお分かりだろう。高速料金は省によっても違うが、だいたい０．４～０．５元/km、つまり１キロあたり５円から６円となる。
このＧは｢国道｣(Guodao)のＧを表す。「Ｇ９９」はなんと台湾環線(台北-台中-高雄-台東-花蓮-台北)で勝手に統一名称が使われている。但し、台湾には関係ないので、中国での書類上のことだけとなる。しかし、こうした名称は単なる名称だけのことではない。こうして、既成事実を作っていくのは、韓国における竹島の不法占拠のやり方に酷似している。
ちなみに「Ｇ９８」は海南環線(海口-瓊海-三亜-東方-海口)。
「ミネソタの卵売り」は歌になったが、「高速道路の柘榴売り」は歌になるかな？？？
「カッ、カッ、カッ、カッ、カケッコ、私はコウソクのざくろ売り！」
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