写真は中国版、1972/2/21ニクソン米大統領訪中に際し、空港で出迎える周恩来総理一行/BackChina2010/1/21より
http://news.backchina.com/2010/1/21/gb2312_73568.html
この写真はニクソン大統領の娘であるジュリーが通訳の冀朝鋳氏に送ったもの、上下の写真ともにほぼ同タイミングで撮られたもの。
下の写真は左から、ニクソン大統領パット夫人、ニクソン大統領、周恩来総理、冀朝鋳通訳、葉剣英中央政治局委員、王海容外交部儀典局副司長、李先念中央政治局委員
上の写真からは、通訳の冀朝鋳氏が抜けている。中共お得意の修正写真で、周恩来総理に焦点を当てたかったのか?それとも、毛沢東主席の姪である王海容女史を強調したかったのか?はたまた、周恩来氏にぴったりと寄り添う冀朝鋳氏の姿勢をよしとしなかったのか?
上の写真の周恩来総理の後ろが空いているが、この部分の路面の線が不自然にずれている。また、着色されているのか上の写真は色がかなり違う。ニクソン大統領も周恩来総理も髪の毛が黒い。
上下ともにニクソン夫妻の足元が妙だ。上の写真の影も問題がありそうだ。
ちなみに冀朝鋳氏は1987-1991年には英国大使、1991-1996年には国連副事務総長、1996-2005年には中華全国帰国華僑連合会副主席を務めている。
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