写真は右翼からジェット燃料が漏れている様子、トーマス・クック社のボーイング757/BackChinaより、他に3枚の写真あり
http://news.backchina.com/2010/2/23/gb2312_78092.html
【イタリア・トリノ】2月21日、カゼッレ空港を離陸した直後の旅客機から数百ガロン(1ガロン≒4.5L)の燃料が漏れ、カゼッレ空港へ引き返した。231名の乗客と機体に損傷はない。
問題が起きたのはパーミンガムへ帰る英国人スキー客を乗せたトーマス・クック社のボーイング757。同機から燃料(ケロシン)が漏れているのを乗客も見ており、その直後にカゼッレ空港へ緊急着陸するとの緊急機内アナウンスがあった。
着陸をすると機内では大歓声と拍手が上がり、乗客らは無事を喜んでいた。滑走路は2時間清掃の為に使用を禁止された。乗客はその日はトリノのホテルへ、翌日、同飛行機でバーミンガムへ無事たどり着いたと言う。
トーマス・クック社では昨年、機体の修理の為に飛び立てず、乗客の中にいたエンジニアに同機を修理してもらい飛行したことがある。乗客はボーイング757の整備士であった。
トーマス・クック社は英国の旅行代理店、トーマス・クックは1841年に団体客で鉄道運賃を下げることに成功し、その後、団体旅行を扱うようになる。世界初の旅行代理店と言えよう。JTBも同社を参考にした。
トーマス・クックは、1872年(明治5年)に世界初の世界一周の団体旅行を実施した。この世界一周旅行に自身も参加し、日本を訪れている。トーマス・クックは風光明媚な瀬戸内海の風景を「イングランド・スコットランド・アイルランド・スイス・イタリアの湖の最も良いところだけを取って一つにしたほど美しい」と絶賛。また、近代国家への歩みを始めた日本が英国を手本としており、どこに行っても日本人から友好的なもてなしを受けたことに喜んでいた。孫に土産として人力車を購入した話も有名である。
トーマスクックヨーロッパ鉄道時刻表も有名↓日本語
http://www.amazon.co.jp/gp/reader/4478057915/ref=sib_dp_ptu#reader-link
以下はトーマス・クック社の旅行サイト
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