写真は豚の肺/ディリーメール2010/2/4より
ブタの臓器のヒトへの移植の可能性がさらに高まった。1989年以来、免疫拒否反応を起こすαGal遺伝子を除いた豚が飼育されている。ただ、αGal遺伝子を除いても、移植をした際に血管内に血液が凝固するために、現実的な移植には問題があった。
オーストラリアのTony D'Apice博士は、αGal遺伝子を除いた豚にヒトのDNAを加えることにより、血液の凝固と拒絶を回避できると言う。昨年末、マシンを使った豚肺実験に成功し、これにより、5年以内にヒトへの移植の現実味を帯びてきた。
そのうち臓器移植用のブタが大量に生産される時代が来るかもしれない。映画「アイランド」が頭を過った。
そう言えば、大阪の鶴橋で豚の肺を「ほっぺ」と言うことを知った。なかなか美味い。東京では見かけない異色の部位???
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