写真は新婦の納まったガラスの棺を念入りに拭く新郎/BackChina2010/2/5より
http://news.backchina.com/2010/2/5/gb2312_75759.html
他の写真もあり
【福建省漳州市】2月4日、漳州葬儀場で世にも奇妙な結婚式が行われた。新婦は盧燕娥さん(21)と新郎は広告会社で働く荘華貴さん(26)、ただ、この結婚式は死者と生者で交わされるものであり、結婚式が永遠の別れとなる。
二人は2008年3月に知り合い、交際を重ね、2009年12月2日に結婚登録を行い、幸せだった二人は2月4日に結婚式を挙げることになっていた。
ところが、1月27日に盧燕娥さんの住まいに二人組みの強盗犯が侵入し、燕娥さんを8回も刺し、燕娥さんは亡くなってしまう。二人組みは8時間後に逮捕。
新郎はあきらめきれず、約束通りに双方の家族を呼び結婚式を行った。
こうした結婚式には頼まれても出たくない。気持ちは分かるけど・・・。
8日間も冷蔵保存した死者の花嫁、死者に対する文化の差は埋めようがない。ただ、8日間の保存はたいしたことではなく、火葬待ちで数週間もざらだと聞く。あの人口に火葬場が追いついていかない。
この件での、中国のネットユーザーの反応は、「感動した」・「花嫁は幸せ」・「死んでも見捨てない新郎が偉い」など、「犯人が淡々と犯行の状況を語っているのをテレビで見た。きっと常習犯だ。こんなにかわいい女性を殺すのは許せない。」との書き込みもあった。
ティム・バートンの「コープスブライド」をちょっと思い出した。
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