写真は自動車に轢かれるエンゼル・アース・トレスさん/CBSニュース動画2008/6/12より
Bystander Syndrome Explained
http://www.cbsnews.com/video/watch/?id=4158880n&tag=related;photovideo
『2008年5月30日、コネティカット州ハートフォードで、自宅近くの道路を横断していたエンゼル・アース・トレスさん=当時(78)=が車にはねられた。トレスさんは病院に搬送されたが、首から下がマヒし、1年後に死亡した』
監視カメラ映像では、78歳とは思えないシッカリとした足取りでトレスさんが道路を横断していく。一台の車にぶつかりそうになり、避けたところで後ろから来た車にぶつかり、トレスさんは宙に舞う。ぶつかりそうになった車と轢いた車がすごいスピードで逃げていくのが映っている。
そのまま監視カメラ映像は続く。歩行者は誰も助けないし、横を通る車もそのまま過ぎ去ってしまう。なんとも殺伐とした映像が続く。
中国だったら、写メをする者もいるが、多くの人が集り、被害者を助けるであろう。トレスさんの息子のアルセさんは、私の父は犬じゃないのに、事故を見ていた人たちに見殺しにされた。見殺しにした人は自首をして欲しいとまで新聞に語り、当時の話題となった。
以下の写真は、トレスさんと息子のアレスさん
http://www.courant.com/media/photo/2008-12/44235307.jpg
監視カメラが残酷なのではなく、監視カメラで撮られていることを知らないことが残酷なのかもしれない。しかし、かの国はいつでも神様が見ている筈だが・・・。
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