190カ国80万人の銀行口座の情報、クレジットカード番号、ユーザー名、パスワードが盗まれた!あなたは大丈夫?
2009年5月、カナダのセキュリティ企業「Defence Intelligence」は新しいボットネット「Mariposa(スペイン語で「蝶」)」を発見し、脅威を発表。この大規模ボットネット犯罪を摘発するために、数ヶ月に渡る調査が行われた。
2010年2月3日、スペイン公安当局は、ハーダー(ボットを操る攻撃者)の「Netkairo(31歳)」を逮捕、続いて2月24日、J.P.R., 「jonyloleante(30歳)」と、J.B.R., 「ostiator(25歳)」を逮捕した。
「Mariposa」による被害はホームユーザー、企業、政府機関、大学など190カ国以上に及んだ。「Defence Intelligence」のChristopher Davis(CEO)氏は、「Mariposa」の感染について、「危険にさらされなかったフォーチュン1000の企業リストを提供するほうが簡単だ」と答えている。
1300万台ものコンピュータにウィルスを感染させ、何で本名を出さないのか?史上最大の犯罪ではないのか?この犯罪者の刑罰は最大でも6年と言う。出所すれば、セキュリティ企業が列を成す???
中国では、「お祈りパンダ(焼香熊猫)」と言うウィルスが数百万のパソコンに感染したが、このウィルスを作った犯人は4年の懲役を3年で出所(2009/12/24)、IT企業からは年収100万元=1320万円のオファーも来ている。ひょっとして解放軍に入り、日本国内にウィルスをばら撒かれたらどうなる。
犯罪者が英雄になる。どう考えても変じゃないの・・・。
『一人殺せば殺人者で百万人殺せば英雄となる』
パンダセキュリティーのニュースリリースから↓(日本語)
http://www.ps-japan.co.jp/pressrelease/n87.html
ボットについては↓サイバークリーンセンターより(日本語)
スペインの大手ポータルNEOTEOでは、この犯罪者はマフィアではなく、普通の人だと言う。それらしい写真もあるが・・・???↓(スペイン語)
http://www.neoteo.com/cae-el-botnet-mariposa-en-espana.neo
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