写真と記事は世界工場網より、中国主要新聞にはどれも写真が載っていない。報道管制が敷かれているのか?地方政府と地方有力企業、何もない筈がない。
http://info.ch.gongchang.com/news/2010-04-28/96405.html
【浙江省東陽市】4月27日午後8時頃、横店の得邦製薬化学製品工場で爆発事故が発生した。有毒ガスが発生し、数千人の住民が避難している。
消防隊の言うところでは、原因は『ベンゾチアゾリル[2‐(2-tert-ブトキシカルボニルプロプ-2-オキシジイミノ)-2-(4-アミノチアゾール‐4‐イル)チオ 酢酸 エステル]だそうで、これが燃えると二酸化硫黄、硫化水素などが発生する。また、倉庫には大量の金属ナトリウムが保管されており、火がまわると大爆発の可能性もあると記事に書かれている。
現場には大量の警察官が動員されており、工場の半径500m以内に警戒線を引き、数百名の従業員と周辺住民を退避させている。
28日の午前8時の時点で、病院で治療が必要な患者は4名だけで、重症患者は出ていないと言う。
二酸化硫黄は中国の排出量が世界一、これでまた世界一確実!喘息や気管支炎を引き起こす。硫化水素はガス自殺で有名。いずれにしても現場の臭いは酷いものだったろう。
【IZA4/29-“中国の映画村”で工場爆発 有毒ガス漏れ千人に中毒症状】
香港の人権団体、中国人権民主化運動ニュースセンターが29日伝えたところによると、中国浙江省東陽市横店で27日夜、化学工場が爆発して有毒ガスが漏れ、周辺住民ら千人以上が中毒症状を訴えて病院に運ばれた。
また、現場を取材していたテレビ局の記者1人が地元当局者に殴られて負傷した上、テレビカメラを没収された。
同センターによると住民らには、めまいや吐き気などの症状が出た。症状の程度や爆発の原因などは不明。
横店は大規模な映画撮影所があり「始皇帝暗殺」などの大作も撮影された「中国の映画村」として知られる。(共同)
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