●唸声メモ/麻薬に狂うメキシコ、武装集団がホテル客を拉致!

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写真と記事はメキシコEl Informador紙より、写真の覆面男は犯人ではなく警官、顔が出ると報復される可能性があるからなのか?

http://www.informador.com.mx/mexico/2010/195352/6/confirman-autordidades-levanton-de-seis-personas-en-monterrey.htm

 

IZA4/22-武装集団がホテルから宿泊客拉致 麻薬密輸組織の抗争? メキシコ】

メキシコ北東部モンテレイで21日未明、20~30人の武装集団がホテル2軒に相次いで押し入り、宿泊客ら少なくとも6人を拉致して逃走した。AP通信などが伝えた。

 

治安当局者によると、犯行グループは特定の人物を捜しているようだったといい、麻薬密輸組織の抗争が背景の可能性がある。

 

拉致されたのは宿泊客4人とホテルの受付担当者2人。1軒目のホテルでは、犯行グループは少なくとも7部屋に押し入ったほか、宿泊記録などが入力されたホテルのパソコンや防犯ビデオを奪った。(共同)

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/383004/

 

1件目のホテルはモンテレイのHoliday Inn、2件目はMision、拉致された宿泊客は3名が男性で1名が女性、Holiday Innの517号室に行っている。そこには東洋人もいたと検事は話している。

 

また、Holiday Innの警備員も1名行方不明になっており、誘拐されたか、もしくは犯人グループの仲間の可能性もあるとして捜査している。

 

犯人グループは50人とも書かれている記事もある。10台から15台の自動車に分乗して寝込みを襲った。50人もの武装集団となるとこれはもう戦争だ。武装集団は大型トラックで道を封鎖してから、ホテルを襲撃しており、まるで映画のようだ。

 

メキシコ第三の都市、モンテレイは中南米で最も安全な都市と言われていたが、今年に入ってからは、治安も悪化している。先月も麻薬組織と軍隊の大掛かりな銃撃戦も起きている。

 

麻薬を巡る6兆円のビックビジネスで麻薬組織の抗争は日を追うごとに激しくなる。つい先日もアカプルコで市街戦が起き、弁護士が殺害されたばかり、こうなるとメキシコのどこにいても麻薬戦争に巻き込まれるか分かったものではない。

 

6兆円となれば、警察の上層部にも汚染は広がっているかもしれない。メキシコの国防予算が約2兆3千億円なので、麻薬ビジネスは国防費を上回っており、メキシコは内部から崩壊していくことになる。

 

メキシコは死刑廃止国、中国のように麻薬犯であっても死刑にはならない。死刑を復活させて、麻薬を一掃するか?それとも麻薬に一掃されるか?

 

 

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唸声


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このページは、唸声が2010年4月23日 00:00に書いたブログ記事です。

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