写真は1998年1月、フレッド・コレマツ氏が、クリントン大統領より米市民最高の栄誉である「大統領自由勲章」を贈られたところ
http://www.cassidyforsanleandro.com/news/wp-content/uploads/2009/10/korematsuclinton.jpg
多民族国家の米国ならではお話だ。同じ日本人でも日系米国人と在米日本人とでは天と地ほど違う。それなのに、日系米国人も収容所に強制収容したことに問題があったとしたのが、フレッド・コレマツ氏の人権運動である。
北朝鮮と韓国がきな臭くなっているが、万一、北朝鮮と日本が交戦状態となった場合はどうなるだろうか?
在日朝鮮人は日本に住む一員だが、北朝鮮と戦うことを絶対に拒否するだろう。では、彼らはどうする?一定期限内に北朝鮮へ帰ってもらうのか?それとも強制収容するのか?いずれも朝鮮系日本人ではないので、フレッド・コレマツ氏のようなことにはならないが、米国人が日本人をみたらスパイと思う以上に、日本人が在日朝鮮人のことをスパイと考える可能性は高い。
万一、北朝鮮と戦争となった場合は、金日成と金正日の写真を飾った学校を日本側がそのままにしておく筈がない。戦争になっても、これは別と考えるのであれば、たぶん戦争などにはならない。
やはり、日本から出国してもらう以外に方法はないだろう。友愛など通用しないことも世界には山ほどある。ちなみに金剛山の韓国資産は没収され、韓国人職員も退去、平壌からも韓国人が次々に退去している。
フレッド・コレマツ氏の娘カレン・コレマツさんの写真とコラム↓
http://rafu.com/news/2010/05/vox-populi-karen-korematsu/
父親の再審理の弁護人の一員として活躍したエドワード・ミルトン・チェン下級判事が北部地区の連邦裁判所裁判官にオバマ大統領より指名されたとある。尚、この裁判所はフレッド・コレマツ氏が有罪判決を下された法廷でもある。
【IZA5/21-日系人をたたえ記念日制定へ 米カリフォルニア州】
米カリフォルニア州議会下院は20日、第二次大戦中に日系米国人として強制収容された後、日系人の名誉回復に尽力した故フレッド・コレマツ氏をたたえ、毎年1月30日を「フレッド・コレマツの日」とする法案を可決した。AP通信が報じた。
カリフォルニア州で生まれたコレマツ氏は、日米開戦後の米政府による日系人強制収容を拒否。拘束され収容所に移された後、連邦政府を提訴したが、1944年に敗訴が確定した。80年代に再び訴訟を起こし、強制収容は人種偏見などに基づく誤った政策だったとの判決を勝ち取り、日系人の名誉回復を果たした。
98年にはクリントン大統領(当時)から米市民最高の栄誉である「大統領自由勲章」を贈られ、2005年に86歳で死去した。(共同)
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