●唸声メモ/魚雷のハングル「一番」、怪しいものは怪しい・・・

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写真と記事はHankyung..comより、ハングルで「1」=一番と書かれている

http://www.hankyung.com/news/app/newsview.php?aid=2010052030621&nid=006&sid=0106&ikind=2

このニュースサイトの最後に哨戒艦沈没のシュミレーション映像があるので、是非ご覧あれ。

 

この魚雷は「CHT-02D」と言う北朝鮮の輸出用魚雷と確認された。こんな図面となる↓

http://stoo.asiae.co.kr/news/stview.htm?idxno=2010052016405405438

 

この魚雷は直径53cm、重さ1.7t、爆薬は250kg、北朝鮮の輸出用パンフレットにある図面と一致していると言う。

 

7年前に北朝鮮の魚雷に「4」=4号と書かれたものと同一であることから、組立ての際に分かりやすくするために書かれたものと推察している。

 

ただ、これほどの破壊力を生んだ爆発でこうした破片が残っているのも誠に不自然である。おまけに、これが証拠だと言わんばかりのハングル。決定的な証拠ゆえにおかしい。この文字が漢字で書かれていたらどうなるのだろう。

 

以下は軍民合同調査団の会見報道↓

http://tvpot.daum.net/clip/ClipView.do?cateid=20&clipid=24040895

 

IZA5/20-哨戒艦調査結果 衝撃波と気泡圧力で切断】

軍民合同調査団は韓国国内の10専門機関の専門家25人と軍専門家22人、国会推薦専門委員3人、米国、豪州、英国、スウェーデン、など4カ国の専門家24人がかかわる中、科学捜査、爆発跡の分析、船体構造管理、情報分析などの調査を実施。

 

海底から引き揚げられた船体の変形状態と事故海域から収集された証拠物を調査、分析した結果、天安艦はガスタービン室左舷下段部で魚雷の強力な水中爆発により船体が切断、沈没したものと判断される。

 

■魚雷による沈没と判断する理由

衝撃波と気泡の圧力により、船体の竜骨が建造当時に比べ、上側に大きく変形しており、外板は大きく曲がり、船体には破断された部分があった。主甲板はガスタービン室内装備の整備のための大型開口部周囲を中心に破断され、左舷側が上に大きく変形、タービン室の隔壁は大きく損傷し変形している。艦首、艦尾の船底が下から上に曲がっていることも水中爆発があったことを立証している。

 

艦艇が左右に揺れるのを防止する艦安定器に残った強力な圧力の痕跡、船底部分の水圧および気泡の痕跡、熱痕跡がない電線の切断などは、水中爆発による強力な衝撃波と気泡圧力が艦艇の切断、沈没の原因だということを示している。

 

生存者のほとんどが、同時に爆発音を1、2回聴き、衝撃で倒れた左舷にいた兵士の顔に水がかかっている。白●(=領の頁を羽の旧字体に)島の海岸哨兵が2、3秒間にわたり高さ約100メートルの白い閃光(せんこう)の(ような)柱を見たという。この証言内容は水中爆発によって発生した水柱の形成とも一致する。

 

爆発による地震波は4カ所で震度1・5規模が感知されている。空中音波は11カ所で1・1秒間隔で2回感知されている。地震波と空中音波は同一爆発源であり、これは水中爆発による衝撃波と気泡による圧力の形成と一致する。

 

結論的に、艦は魚雷による水中爆発で起きた衝撃波と気泡の圧力により切断、沈没しており、爆発位置はガスタービン室中央から左舷3メートル、水深6~9メートルで、武器は北朝鮮で製造された高性能爆薬250キロ規模の魚雷と確認された。

 

■米豪英加など5カ国の多国的連合情報分析により確認された事実

北朝鮮軍はロメオ級(1800トン級)20余隻、サンオ級(300トン級)40余隻とヨンオ級(130トン級)を含む小型潜水艇10余隻など計70隻の潜水艦を保有。今回、艦が受けたのと同じ規模の衝撃を与えることができる総爆発量約200~300キロ規模の直走魚雷、音響・航跡誘導魚雷など、多様な性能の魚雷を保有している。

 

使用されたのは小型潜水艇と判断される。黄海の北朝鮮海軍基地から一部小型潜水艦艇とこれを支援する母船が沈没の2、3日前に出発し、攻撃の2、3日後に基地に戻ったことが確認された。他の周辺国の潜水艦艇はすべて自国の母基地かその周辺で活動していたことが確認された。

 

5月15日に爆発現場付近から回収された魚雷の部品、つまり5枚のプロペラ、推進モーターと操縦装置は、北朝鮮が武器輸出のために作った武器紹介資料に掲載されているCHT-02D魚雷の設計図面とまさに一致している。

 

この魚雷の後部推進体内部で見つかった「1番」とのハングル表記は、韓国が確保している北朝鮮製魚雷の表記と一致している。ロシア製や中国製の魚雷はそれらの国の言語で表記される。

 

北朝鮮製CHT-02D魚雷は、音響航跡および音響受動追跡装置を使い、直径21インチ、重量1・7トンで爆発装薬が250キロに及ぶ大型魚雷。(名村隆寛)

 

 

 

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このページは、唸声が2010年5月21日 01:10に書いたブログ記事です。

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