●唸声メモ/中国の超人気歴史教師、袁騰飛氏の映像

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写真は袁騰飛氏(38/YouTubeより

腾飞说文革:袖的作息

http://www.youtube.com/watch?v=-9il9PXZPWM

 

歴史教師の袁騰飛氏は「日本の教科書の歪曲率は中国よりずっと低い、中国の教科書には真実は5%も書いてなく、全くでたらめだ」と言うが、別に日本を擁護している訳ではないので念のため。

 

IZA5/12-ネット騒然映像講義 歴史教師が毛沢東批判】

「毛(もう)沢(たく)東(とう)はスターリン、ヒトラーに並ぶ永遠の罪人」「毛沢東記念堂は大虐殺記念館と改称せよ」

 

中国で人気絶大の歴史教師、袁騰飛氏(38)が4月下旬、ネットにアップされた映像講義で、毛沢東を痛烈に批判、保守派が袁氏バッシングに出るなど波紋を呼んでいる。袁氏の主張は、毛沢東が築いた一党独裁体制批判に通じるため、当局は当該映像の削除を指示、サイト掲示板の書き込みの規制を始めた。

 

袁氏は北京の私立精華学校高等部の看板教師で、国営中央テレビ(CCTV)の教養番組「百家講壇」の講師を務め、出演番組は常に最高視聴率を記録。その人気に着目した動画サイトは、約2年前から教壇での講義をアップ、これも年間数千万のアクセス数を誇る。軽妙な語り口と大胆な解釈が売りで、ネット投票で「中国で最高の歴史教師」に選ばれた。

 

今回問題になったのは、市内の予備校での講義。2回計3時間にわたり「文化大革命」を論じたが、文革にとどまらず毛沢東の全面批判だ。そのごく一部を紹介すると-。

 

「毛沢東の問題点は、独裁者と同時に教祖になったことだ。20世紀の三大暴君は、毛とスターリン、ヒトラーだが、ヒトラーは外国人を殺したのに、毛とスターリンは自国民を殺した」

 

「数千万の餓死者を出しながら自己の権力のため原爆を製造したのは、今日の北朝鮮と同じだ。彼の太子(毛岸英氏)が(朝鮮戦争で米軍に)殺されてなければ、今日の中国も北朝鮮の金王朝と同じだったろう」

 

袁騰飛氏は毛沢東時代を「赤色テロの時代、中国で最も暗黒の時代」と呼び「1949年以降、毛沢東が行った唯一の正しいことは、死去したこと」と断じる。政治的に微妙なチベット問題に関しても「ダライ・ラマがノーベル平和賞を受賞したのは、共産党の武力侵略に抵抗したため」と言い切った。

 

袁氏は他の講義で、西側の三権分立制について「絶対的権力は絶対的に腐敗する」と間接的に現体制を批判してもいる。その立場は、2008年に「08憲章」を起草し、懲役11年になった作家の劉暁波氏に近い。

 

袁氏に対しては、民族系サイトなどは「裏切り者」「世界史上最低のばか」といった洪水のような罵(ば)声(せい)があふれた。当局に裁判にかけろと要求する声が上がり、袁氏逮捕のデマ情報も。

 

一方で袁氏を勇気をたたえ、声援する声も少なくない。

 

当の袁氏は9日夜、動画サイトを通じ、「私は万事OK。法律が公正な判断を下すと思う」と声明を発表した。憲法の保障する言論の自由の枠内という意味だが、当局は若者の圧倒的支持を受ける袁氏の扱いに慎重で、公式メディアもこの件の報道をしていない。(北京 伊藤正)

 

 

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唸声


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このページは、唸声が2010年5月12日 03:30に書いたブログ記事です。

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