●唸声メモ/香港から50kmの原発で放射能漏れ、安全に問題なしと言われても信じられない

| コメント(0) | トラックバック(0)

写真は大亜湾原発/博訊より

http://www.6-4.net/news/gb/china/2010/06/201006150535.shtml

 

写真は大亜湾原発の位置、香港市内まで50km

 

深センの大亜湾原発で523日、「燃料棒にひびが入り、少量の放射性物質が漏れたが、公衆の健康には影響はない」と原子力発電所の責任者は声明を出した。発電所所属の安全諮問委員会の何主席も「安全性に問題がある訳ではないのでリアルタイムに報告する必要はない」としている。

 

この発電所はフランスの加圧水型原子炉を使用、フランス製の輸入部品を使わずに中国製部品により、事故が起きたと言われている。今後の原発の安全性に波紋を呼びそうだ。従来よりオカラ工事はこの国のお家芸でもあり、原発は例外となるのか?国民は疑問に思っている。

 

今回の報告の必要がないとしたのは、当然ながら、隠しておきたいと言う隠蔽体質があってのことで、SARSなど全てにこの体質が現れている。では、軽微でなければ、どうなるのか?声明を出す頃には、皆死人に口なしとなってしまう。

 

香港の7割の電力はこの発電所から供給されており、原発はなくてはならないものだが、こんなところにも金儲けの基本姿勢が出てきたら、保守や管理などは手抜きだらけになってしまう。

 

中国の発電所製造はコストが安いと言われている。初めの効率が何年も続かず、結局は高いものになる可能性もある。一時が万事では困る。中国で大規模原発事故が起きれば、その火の粉は日本にもやってくる。

 

物理的な放射能と原発反対の口害である。現在の日本から原子力発電を消去することは考えられない。太陽光や風力もあるが、これらは実に微々たる発電量でしかない。

 

日本はあまりにも騒ぎすぎるが、中国の情報統制は恐ろしい。一体、何が起こっているのか?

 

IZA6/15-中国の原発で放射線漏れ、先月23日発生、事故隠蔽か】

香港のニュースサイト、鳳凰(ほうおう)網などによると、香港の中華電力は15日、電力供給を受けている中国広東省深●(土へんに川)市の大亜湾原発内部で5月23日、放射性物質が漏れる事故が起きていたと公表した。中華電力では香港政府保安局に「燃料棒から微量の放射性物質が漏れたが、外部や原発の運転に影響はない」と報告した。人的被害の有無などは不明。一方で中国当局は放射線漏洩について明らかにしておらず、3週間以上も原発事故を隠蔽(いんぺい)していたことになる。大亜湾原発は1994年に稼働した。香港市内から直線距離でわずか50キロほどの位置にある。(上海 河崎真澄)

 

 

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://gakugo.net/unarigoe/mt-tb.cgi/2807

コメントする

唸声


世界のニュースネタをお届けします。映像や写真、色々な国の新聞もご紹介します。笑いあり、涙あり、グロもあり!世界には我々日本人の知らないことがいっぱいあります。

このブログ記事について

このページは、唸声が2010年6月15日 21:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「▼唸声の気になる映像/Girl Fights Okla. Flood Waters」です。

次のブログ記事は「●唸声メモ/月に水とは寝耳に水」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ