写真は店内で歌う北朝鮮の接待員/ダウムTVポットより
http://tvpot.daum.net/clip/ClipView.do?cateid=5&clipid=20658447
映像は昨年の12月のもの。店内は閑散としている。たまたま?ビデオの最後に写っている客のジャンパーに書かれている「伊然」は、中国の乳酸菌製品メーカーで「伊利」グループ、甘酸っぱい思いをしているのかな?
こちらは平壌本店の映像/FreechalQtvより、暖房が効かないのか毛皮のコートを着たまま食べている。
http://qtv.freechal.com/movie/QTVMovieView.asp?docid=2619081
映像は今年の2月16日のもの。冷麺で有名な玉流館だが、この日は特別料理として、スッポンとチョウザメ料理を出している。店内は満員だが、ニュース映像用かな?調理場では全員がマスクをしているが、ほとんどが鼻を出しているし、口を出している者までいる。普段はこんなものはしていないのだろう。
ビデオのはじめに写っているのが玉流橋、下に流れているのは大同江。
韓国治安関係者によると、玉流館の接待員は工作員ではないとしているが、全員ではなくとも何人かは工作員として、内外を監視している筈だ。
鼻の下を伸ばした韓国人や中国人、日本人にも、さりげない罠が仕掛けられる。
【IZA6/27-北系レストラン、中国に60店舗 美女が狙う!?外貨・情報】
■韓国、駐在社員に利用自粛要請
容姿端麗な“国家代表級美女”が接客し、歌や踊りのショーを売り物としている北朝鮮系レストランが、中国をはじめとしたアジア各国の広い地域に出店している。展開の目的は外貨獲得と情報収集。現地で働く韓国企業の駐在員が“美女軍団”に入れあげるケースも増えているとされ、韓国政府が中国に駐在するビジネスマンらに立ち入り禁止を要請する事態にまで発展している。(加藤達也)
◆アジア各国にも
日本の公安関係者によると、北系レストランは「平壌館」「玉流館」などの名称で出店。「平壌」は北朝鮮の首都の名前にちなんだものだ。「玉流館」は、平壌に本店を置く冷めんで有名な高級レストランだ。
北系レストランは中国のほか、カンボジアやモンゴル、ラオス、ネパールなどアジアの広い地域に出店が確認され、上海万博の会場にも出店している。
「出店と撤退を繰り返しており、実数の把握はできていないが、徐々に増加の勢い」(韓国関係者)だという。公安関係者は「中でも中国は突出して多く、今年4月上旬の時点で60店舗以上あった」と指摘。「展開地域には傾向がある」とも分析する。
中国での出店状況を見ると、9カ所が確認されている北京のほかには、瀋陽に12店、北朝鮮国境の丹東に8店、大連に4店-。いずれも北朝鮮との国境に近い中国東北部の遼寧省だ。遼寧省には在中朝鮮族のコミュニティーが多く、瀋陽には韓国、日本をはじめ各国公館もある。
「脱北者を取り締まる北朝鮮秘密警察と、北情報を求める各国の情報要員がひしめいている」(外務省関係者)
◆亡命の可能性調査
遼寧省はまた、韓国企業にとって急拡大する中国朝鮮族市場へ向けた重要な営業拠点で駐在員も増加傾向にある。
北系レストランの主な客層はこうした駐在ビジネスマンや「民族色」を求める韓国人旅行者で、現地で暮らす朝鮮族の男性らも上客だという。10~20ドルほどの日本人向けオプショナルツアーもあるなど、客のすそ野は広がりつつある。韓国治安関係者によると、女性従業員は、基本的に平壌かその近郊出身で、亡命の可能性の有無を慎重に見極められるという。海外での接待要員の養成機関や音楽大学を卒業。北の国家観光総局から派遣される“国家代表級の美女”が多いが、「基本的に、工作員ではない」(韓国政府関係者)。
ただ、一方で、同関係者は「経営実態は未解明。多くの場合、金正日総書記の資金管理を担当する朝鮮労働党39号室大聖(デソン)総局の影が見え隠れしており、外貨獲得作業の一環」と分析する。
美女に韓国人ビジネスマンが好意を持ち、ストーカーのようにつきまとうケースも出ている。韓国大使館は5月、韓国人駐在員に北系レストランの利用自粛を通達。「哨戒艦撃沈事件の原因を政府が北朝鮮と断定し、無用なトラブルを避けるため」としているが、韓国人から北朝鮮に情報や金が流れるのを防ぐためとみられる。
日本の公安関係者は「日米韓が哨戒艦撃沈事件で北朝鮮への制裁強化を強めようとする中、(北系レストランは)外貨獲得拠点としてのウエートが強まる可能性がある」と警戒する。
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