写真は水没した家から、いかだで救い出すノアの箱舟兄弟/博訊より
http://www.6-4.net/news/gb/china/2010/06/201006281033.shtml
福建省南平建陽市を襲った豪雨でたくさんの家屋が倒壊し、村や町が浸水した。この話をきいて、18人の漁民がいかだを持って、救助に来た。
人呼んで、「ノアの箱舟兄弟」、今までに1500人以上は被災者を救い出している。ここが肝心なのだが、彼らは一切の報酬を貰っていない。信じられないかもしれないが、彼らは無報酬の人助けでやっているのだ。
上海あたりで豪雨となれば、アチコチに水溜りができる。すると、担ぎ屋が現れて、一人5元で水溜りを背負ってくれる。そんな中国人もいるのに、彼らはボランティアの救助隊である。
いかだは、300kgしか積めないので、船頭の箱舟兄弟を除けば、三人くらいしか乗れない。彼らは、浸水して逃げ場を失った市民を次々に安全な場所まで運んでいく。暗くなるまで救助は続けられるので、晩ご飯の箸がつかめないほど、手が疲れると言う。
助けられた人々は彼らに感謝して、百元や千元を渡そうとするが、彼らは受け取らない。「ノアの箱舟兄弟」の何人かは、1998年の洪水でも救助経験があると言う。
ノアの箱舟兄弟は以下の方々(敬称略)
张良福、张金贵、张良兵、张顺通、张良发、张金玉、张金清、张金国、张金米、张立强、张金柱、张顺飞、张月良、翁平标、陈玉林、张良荣、陈细林、陈双发。
水に落ちて溺れている子供を助けるのにお金を要求する時代は終わったのだろうか?でも、ノアの箱舟に乗れない人の方が圧倒的に多い・・・。
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