写真は大連の海に流出した原油/BackChinaより
http://news.backchina.com/viewnews-97685-gb2312.html
写真は鎮火したもののくすぶり続ける現場
【遼寧省大連】7月16日午後6時ごろ、大連新港にある中国石油のパイプラインが爆発、炎上し、別のパイプラインにも引火、17日昼までにほぼ鎮火したが、原油が海に流出し、少なくとも50平方キロの海面が汚染された。
現場5km周辺では、鼻を突くすさまじい臭いがするようだ。その臭いはタイヤを焼いているような化学薬品の刺激臭だと書かれている。
338台の消防自動車と二千名以上の消防官が消火に当たった。現場のセメントの道路は粉末となり、至る所原油だらけで真っ黒だ。
パイプラインの爆発は大気を汚染しただけでなく、海にも流れ込んだ。海事局は20隻の船で全長7kmのオイルフェンスを敷設し、4隻のパトロール船で流出した原油を監視している。
海洋汚染はメキシコ湾ほどではないけれど、この国の石油化学工場の爆発は何度も繰り返される。
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