以下は中国紙<法制晩報>による「10年内に我が国は月に天文台をつくる」の記事、天文台の原理・構造図もあり
【法制晩報8/21-10年内我国将建成月球天文台】
http://www.fawan.com/Article/ShowArticle.asp?ArticleID=282154
月の天文台の利点
風・雲・雷・雨・雪・大気がない
地震の規模は地球に比べて小さい
月の両極に設置することにより太陽光を常に受光し、電源を半永久的に確保できる
いずれにしても、地上に比して月面は、超高精度天文観測が可能な場所なのである。
但し、問題点としては、宇宙線による被ばく、温度環境が苛酷との条件をクリアしないとせっかくの天文台も故障してしまう。故障すれば、月に行かねばならない。そのうち、メンテナンス要員を月面に駐在させることになり、いつの間にか中国の領土と化す。
【IZA8/21-中国が月面で天体観測に挑戦】
21日付の中国夕刊紙、法制晩報によると、中国の月探査プロジェクト当局者は、2013年に打ち上げ予定の「嫦娥3号」が搭載する月面着陸装置に天体望遠鏡を載せ、月面から天体観測をする計画を明らかにした。
望遠鏡の大きさは不明だが、国家天文台の魏建彦研究員も同紙に対し「技術的には、遅くとも20年までに中国は月面に天文台を建設できる」と指摘した。
中国は07年10月に初の月周回衛星、嫦娥1号の打ち上げに成功。2号は今年10月にも打ち上げる予定とされ、3号は無人探査車両の月面着陸を目指している。(共同)
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