写真はロイターインドより、左がクルト・ベスタゴー氏(75)、右がメルケル首相(56)
http://in.reuters.com/article/idINIndia-51367120100908
9月8日、ポツダムでムハマンドの風刺漫画を描いたクルト・ベスタゴー氏にM100メディア賞が授与された。授賞式にはメルケル首相も出席し、東ドイツで育った彼女はベルリンの壁崩壊を思い出し、「自由は自分の人生で最上の喜びであった」とし、ベルリンの壁崩壊後21年経っても、「自由の力は他の何よりも自分を感動させる」と語った。
【IZA9/9-預言者を風刺した漫画家に賞 「言論の自由は貴重」とドイツ首相】
ドイツ東部ポツダムで8日、言論の自由に関する会議が開かれ、2005年にイスラム教預言者ムハンマドの風刺漫画をデンマーク紙に描いてイスラム教徒の反発を受けた同国の漫画家12人のうちの1人にメディア賞が授与された。ロイター通信が伝えた。
授賞式にはドイツのメルケル首相が出席し、言論の自由について「貴重で価値のあるもの」と述べた。受賞したのはムハンマドが爆弾の形をしたターバンを頭に巻くなどした風刺画を描いた漫画家(75)で「数々の脅迫にもかかわらず、われわれは元気にやっている」とあいさつした。
イスラム教徒の間ではムハンマドを描くこと自体が冒涜とされており、授賞式に参加した首相にドイツのイスラム教徒らから批判の声が上がっている。(共同)
ベスタゴー氏と一緒に写真に写るのはリスクが大きいとドイツ保守系新聞フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングに書かれている。同新聞の前身がフランクフルター・ツァイトゥングであり、ゾルゲはそこの記者であった。
ムハマンド、東ドイツ、イスラム、ゾルゲ、ベルリンの壁、ポツダムと気になるキーワードが並ぶ。
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