上記はゲーム「1378KM」の中の東西ドイツ国境を監視する東ドイツ兵/YouTubeより
http://www.youtube.com/watch?v=I5vghf6pJw0&feature=related
10/3に公開予定であったが、難民を射殺するゲームへの非難の声多く、延期となっている
上記は同ゲームのダウンロードサイト、写真はゲームの制作者カールスルーエ造形大学の学生イエンス・シュトーバー氏(23)
http://www.elorx.com/index.php?option=com_content&view=article&id=46&Itemid=53
DOWNLOADSの下にはComing soon...の文字が・・・
【IZA10/2-非難浴びる射殺ゲーム「1378」】
ドイツの大学生が東西ドイツ分断の象徴だった「ベルリンの壁」などを越え、逃亡しようとする人を射殺するコンピューターゲームを制作、現実の悲劇をゲームにしたことに対して、遺族団体から激しい非難を浴びている。
学生はドイツ統一から20年を迎える3日の記念日に、このゲームを無料でダウンロードできるように一般公開する予定だったが、非難を受けて延期した。
ゲームの名前は「1378(KM)」。ベルリンの壁も含め、かつての東ドイツと西ドイツを隔てた国境の柵などの総延長が計1378キロだったことから名付けた。ゲーム参加者は自由を求めて東ドイツから西ドイツに逃亡する人と、これを射殺する監視員になって遊ぶ。
学生は「現代史に興味を持ってもらいたかった」と釈明している。(共同)
イエンス・シュトーバー氏は「1378km」のサイトで、「私は誰も傷つけるつもりなどなかった。被害者やその家族が傷ついたのであれば、大変残念に思う」とコメントしている。
確かにあまり品の良いゲームではないが、現実的に192名の東ドイツ人が射殺され、3000人以上が逮捕されている。
ドイツではほんの20年前までは分断された国家だったのである。確かに統一後に生まれた若者には緊張感などなかろう。国境を越えれば、射殺される可能性もあったのだ。
平和ボケの日本人も尖閣諸島問題で少しは目が覚めたかも知れないが、国境を一歩でも越えれば、生命の保障などない国家がたくさんある。日本の北方領土でもロシア領海内での不法操業をしたとして、日本人船員がロシアの国境警備隊に射殺された。2006年のことである。
まさに尖閣諸島と同じ問題が起き、相手は船をぶつけてくるなど抵抗したのに対して、日本人は無抵抗であるのに撃ち殺された。逮捕・釈放と射殺、この違いは天と地ほど大きい。
話し合いで解決できることとできないことがある。中共政府は何としても尖閣を占領するつもりでいる。歴史的な証拠など何一つ必要としていない。自分達のものだと主張し法律を後付けで作れば、それで全て完了する。
石原都知事が会見で話していたが、中国の古い貨幣やら器などを工作員があらかじめ埋めておき、共同調査で発見すれば、歴史的事実も中国に傾く。確かにあり得る話だ。中国に上陸を許せば、後は戦争でもしない限り、尖閣諸島を永遠に失う。
これはゲームではない。
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