写真は青海省同仁県でデモ行進をする五千人以上の学生たち/ラジオ・フリー・アジアより
http://www.rfa.org/english/news/tibet/language-10192010170120.html
チベット人にとっても中国人にとっても10月19日は意味のある日、60年前の解放はデモをする学生たちには解放ではない。ノーベル平和賞同様にこの地でも中共の枷がある。
写真はチベット自治区チャムドの高校で解放60周年を祝う三千人の学生と教師たち/新浪網より
http://news.sina.com.cn/c/2010-10-20/080618258137s.shtml
1950年10月19日、中共の人民解放軍はチベット解放の名の下にチベットに侵略、現在に至るまで占領を続けている。チベット人にとっては屈辱的な五星紅旗の掲揚であろう。記事には「平和解放」とあるが、120万人とも言われるチベット人の犠牲者が出ている。これで平和なら、南京なんて天国じゃないの・・・。
先日の中国での反日デモには<解放沖縄>のスローガンもあった。反日の沖縄住民には解放かもしれないが、日本人には侵略に他ならない。チベットの惨劇から60年が経った。米軍が沖縄から撤退し、自衛隊の強化もされなければ、<解放沖縄>の名の下に人民解放軍が攻め込んでくるかもしれない。彼らに理由など要らない。歴史的事実もくそもなく、ならず者集団が銃をぶっ放すだろう。沖縄の野戦司令官はこの地の地主でもある元幹事長?
沖縄に五星紅旗が掲揚される・・・、沖縄人はそれでよいのか?反日をしている暇はない!怒りの矛先は日本ではない、中国だ。チベットの現状を忘れてはならない。
【IZA10/20-チベット族生徒数千人が中国語教育に抗議デモ 青海省で】
チベット独立を支援する国際団体「自由チベット」(本部ロンドン)が20日明らかにしたところによると、中国青海省黄南チベット族自治州同仁県で19日朝、チベット民族学校の高校生ら数千人が中国語による教育押しつけに反発して街頭抗議を行った。
六つの高校の生徒らが合流してデモ行進し、地元政府役場前に集まった。5千~9千人が抗議したとの目撃情報もある。「民族や文化の平等を要求する」などと叫んだという。
最近の教育改革で、チベット語と英語を除くすべての教科を中国語で学ぶことになったのがきっかけで、生徒らが反発したという。民族学校の元教員は「漢族は文化大革命時代を思い起こさせるような改革を強要している」と語った。
中国では2008年3月、チベット自治区でチベット仏教の僧侶ら数百人が中国政府のチベット政策に抗議し、大規模暴動に発展する事件が起きた。(共同)
警察車両が20~30台到着し、デモ隊を取り巻いたが、特に阻止も逮捕もなかったと伝えている。彼らの掲げたチベット語と中国語のスローガンは「民族間の平等」「チベット語の使用拡大」、デモは朝から午後2時まで続けられた。
日本人は朝鮮人にハングルを教育したが、漢民族はチベット人に北京語を押し付けた。言葉がなくなることは文化が消失すること。反日デモはチベット人の民族意識にも火をつけた。中共にとって反日はマイナスにしかならない。よーく、覚えて置きやがれ!
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