写真は中国人マネージャーに撃たれたザンビアの炭鉱労働者Vincent Chenjelaさん/ベトナム紙Nguoi Viet Daily News2010/10/19より、ザンビア:11名の現地人労働者、中国人に撃たれて負傷、下記でも11名となっているが、負傷者は12名
http://www.nguoi-viet.com/absolutenm/anmviewer.asp?a=121753
【IZA10/20-炭坑で銃乱射、中国人訴追 ザンビア、作業員11人負傷】
アフリカ南部ザンビアからの報道によると、同国南部シナゾングウェの炭鉱で15日、管理職の中国人2人が、低賃金や劣悪な労働環境に抗議するザンビア人作業員に向けて銃を乱射、少なくとも11人が負傷した。ザンビア当局は20日までに、殺人未遂の罪で中国人2人を訴追した。
鉱物資源獲得を狙いアフリカに積極進出している中国は、銅や石炭などの権益確保などのため、ザンビアにこれまで30億ドル(約2440億円)を投資。一方、各国でトラブルも起きており、ザンビアでは2008年、銅鉱山で低賃金に怒った労働者による暴動が起きた。
乱射事件を受け、ザンビアでは中国に対する反感が強まっており、野党は中国大使館への抗議デモを検討しているという。(共同)
ベトナム紙によれば、負傷者は腹・腕・脚を撃たれている。12名も撃たれていて誰も死なない方が不自然である。怒られるかも知れないが、この中国人マネージャーはわざと急所を外して撃つほどの腕前とも考えられる。
犯人はXiao Li Shan(48)、Wu Jiu Hua(46)の二人、中国紙には殺人未遂であるにも関わらず、名前も出ていない。また、中国紙には、抗議に来た労働者に殴られそうになり、怖くて撃ったとも書かれている。急所を外すほどの腕前の彼らに怖いものなどない。
実はザンビアでは、2006年にも労働条件の改善を訴える鉱山労働者のデモ隊に中国人監督が発砲し、5名のザンビア人が亡くなっている。ひょっとすると、ザンビアの鉱山労働者は中国人に何人もが撃たれているのかもしれない。
ここでも傲岸不遜な中国の顔が見えてくる。中国外交部は事態は収束に向かっているなどとふざけたことを言っているが、益々こじれて行くだろう。また、中国外交部は中国企業と人員の安全および合法的権益を積極的に守ると強調しており、こじれれば、軍隊を送り込むつもりであろう。
中国人は鉱山労働者のザンビア人を奴隷か囚人の如く考えているようだ。
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