写真はネルソン症候群に罹った呂美琴さんの手/BackChinaより、まるで黒人の手のようである
http://news.backchina.com/viewnews-114857-gb2312.html
【北京】11月17日、北京の三博脳科病院でネルソン症候群に罹った呂美琴さんの手術が行われた。脳下垂体の腫瘍を切除し、半年後には皮膚の色も薄くなると病院の医師は話している。
山西省交城県の呂美琴さんは、1992年にクッシング病に罹り、両方の副腎を摘出、その後、ネルソン症候群が現れ、皮膚が黒くなり始めた。これは、脳下垂体腺腫が急速に拡大し、コルチコトロピンとメラニン形成細胞を刺激するホルモンを大量に作り、重度の色素沈着が進んだ結果である。治療法としては、放射線療法か外科的切除が行われる。
現在では、ネルソン症候群の発症を恐れ、特定の条件を満たす患者以外に、クッシング病治療のための両副腎を摘出することはない。
呂さんは、これまでずっと「黒人」と言われ続けて来た。この十数年間は写真も撮っていないと言う。中国人にとって、黒人は差別対象、アフリカの鉱山労働者が抗議運動をすれば、中国人監督はすぐに銃撃を加え、殺すことなど何とも思っていない。
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