写真はリビアの反体制デモで射殺された市民/YouTubeより
http://www.youtube.com/watch?v=JSZNHynLebo
リビアではアフリカ系(チャド、ナイジェリア、チュニジア)の傭兵が次々にリビアに運ばれており、反体制デモ隊を殺害している。傭兵は、デモ隊の頭か胸を狙っており、殺害が目的であると市民は話している。
カダフィ大佐の次男、セイフ・アルイスラム・カダフィ氏は、このままデモが続けば、何千人も死ぬことになると国営テレビで話している。ブルームバーグでは、内戦になれば、数十万人が死ぬとこの息子が話したと書いている。
このセイフ・アルイスラム・カダフィ氏は実はリビアで何の役職にもついていない。カダフィ大佐の息子以外の何者でもない。そんな息子が「我々は最後の一人になるまで戦う」と偉そうにテレビで話しているのだから、北朝鮮並みの独裁者の世襲だ。
以下は国営テレビで警告するセイフ・アルイスラム・カダフィ氏/YouTubeより
http://www.youtube.com/watch?v=YDjp81J2ETA&feature=related
【IZA2/22-「傭兵使い人々を殺している」リビアで恐怖と不信蔓延】
反体制デモを武力弾圧し、混乱状態にあるリビアから21日、航空便がパリのシャルル・ドゴール空港に到着。乗客らはリビア国内が恐怖と不信に支配されていると口々に語った。フランス公共ラジオが伝えた。
乗客らはリビアの首都トリポリ発の定期便でこの日午後、到着した。「(リビア軍を退役した)元大佐」を名乗る男性は「人々が次々と殺されている。(最高指導者)カダフィは雇い兵を使ってリビア人を殺害している」と話す。フランスへは2週間の予定で来たというが、手荷物は小さな手提げかばん一つ。写真撮影を拒否して立ち去った。
女子学生のハヤトさん(24)は家族をリビアに残して来ており「(外国からの)雇い兵がパニックを引き起こしている。(弾圧による)死者はあなた方が把握しているよりはるかに多い」と、リビア全土が恐怖に支配されていることを強調した。(共同)
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