写真は「三鹿」ならぬ「三虎」の毒粉ミルクを飲んで死んだ子ウサギ/YouTubeより
http://www.youtube.com/watch?v=qqqRDloI9bU&feature=player_embedded#
3分46秒に現代中国の問題を詰め込んだ<ブラック・パロディー・スプラッター・アニメ>、ウサギは人民でトラはご想像の通り・・・。
ウサギが大勢でトラに向かうところは、今のエジプトのデモを思わせる。これを中共は一番恐れたのかもしれない。
では、ウサギを殺すトラがいなくなったら、どうなるのか?平和が訪れるのか?ウサギはどんどん増え続け、草も水も飲み尽してしまう。ウサギは際限なく金儲けをして、空気も大地も汚染していく。ウサギが増えることは地球の脅威となるが・・・。
【IZA2/3-ウサギの反撃…中国ネット上で喝采の動画】
【外信コラム】北京春秋
春節(旧正月)を迎えた中国のインターネット上で、喝采を浴びたアニメ動画がある。ウサギが主人公の子供向けアニメをパロディー化したものだが、グロテスクな内容は風刺という言葉では片づけられない。
問題の動画は、うたた寝する少年が夢の中で2010年を振り返るというもの。登場するのはウサギとトラだ。ウサギはトラに首を絞められ、住居を取り壊された。ウサギたちが陳情に向かうと、集められた部屋に火を放たれた。「助けて!」の声に、救助に向かおうとしたウサギも建物の入り口で殺害された。
ひと目で、ウサギが一般市民を表し、トラが当局や富裕層を示していることに気づく。トラが運転する車にウサギがひき殺されるシーンは、昨年、中国のネット上で“流行語”となった「俺のおやじは李剛だ!」に対する皮肉。大学構内で女子大生をひき殺しながら、警察副署長の父親の名前を出して逃れようとした実在の男は1月末、懲役6年の判決を下された。
アニメは終盤、ウサギが酒池肉林をむさぼるトラの根城に乗り込むシーンに変わる。ウサギがトラにかみつき、成敗したところで、少年は目を覚ます。中国の未来を暗示するような結末。サイトの閲覧が制限され、動画がネット上から削除されたことは、いうまでもない。(川越一)
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