映画「悲しみよこんにちは」から1958年/英語版Bonjour Tristesse/YouTubeより
http://www.youtube.com/watch?v=kjNkrlLiJQg
黒い髪、黒い衣装のジュリエット・グレコ、この映画では目立たず、しっとり歌う。18歳の新人作家フランソワーズ・サガンの1954年の処女作を映画化したもの。登場人物の17歳のセシールを演じたジーン・セバーグ(19)のボーイッシュな髪形が評判を呼んだ。後のセシールカットである。上記の映像はジュリエット・グレコの歌にセシールが踊りながら自らの心情を合わせているシーン。
『1927/2/7南仏モンペリエ生まれ、コルシカ島出身の父と、レジスタンス活動家の母であるが、両親は早く離婚、母に連れられ7歳でパリへ移住、オペラ座のバレー学校に通う。第2次世界大戦中、レジスタンス活動に従事していた母と姉が強制収容所に送られてしまい、左派の文化人の活動拠点だったサンジェルマン・デ・プレ近くの母の友人宅に身を寄せる。カフェに出入りし、劇などに出演しているうちに、実存主義の哲学者、サルトルらにかわいがられ、「サンジェルマン・デ・プレの女神」と呼ばれるようになる。49年にジャン・コクトーの映画、オルフェに出演。50年には歌手としてもデビュー。長い黒髪に、黒の衣装がトレードマークで、低音の落ち着いた声に深い情感を込めて歌う。代表曲は「日曜日が嫌い」「パリの空の下」「枯葉」など。ジャズの帝王、マイルス・デイビスと恋愛関係にあった。66年にフランスの俳優、ミシェル・ピコリと結婚したが、67年に離婚した。』(時事ドットコムより引用)
コクトーの映画「オルフェ」に登場したAglaonice役のジュリエット・グレコ(21)、1分17秒後↓
http://www.youtube.com/watch?v=b7BLAT8GAdk&feature=related
以下はジュリエット・グレコの歌うパリの空の下↓1962年、彼女にカラーフィルムは不要か???
http://www.youtube.com/watch?v=XybsC829dsM&feature=player_embedded#
唸声はこの曲を演奏したくてエレクトーンを始めたが、今や楽器もどこの空の下?
最近の写真↓
http://thisfacade.com/culture/french-passion-juliette-greco.html
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