写真は外壁がはがれた仙台市内のビル/monou kazushigeさんのブログより
http://hibinohibi.blogspot.com/2011/03/blog-post_13.html
中央区のオフィスビルのテナント仲介大手の三鬼商事㈱は、仙台のビジネス地区(駅前地区・一番町周辺地区・県庁市役所周辺地区・駅東地区、周辺オフィス地区)にある延べ床300坪以上の主要貸事務所ビルで大通りに面した175棟のビルの状態を調査した。
仙台地区は震度6強の地震にも関わらず、上記175棟で倒壊もしくは使用不能のビルはゼロであることが分かった。また、無傷のビルも95棟あり、半数以上が耐震性に優れていることが証明された。阪神淡路大震災の教訓により、耐震性の新ビルや耐震補強工事の結果と思われる。
地震には強かったが、津波にはあらがいようがなかったのが、悔やまれる。
さて、同社の調査は13日に行われたが、結果は以下のようになっている。
1)無傷
95棟
2)外観上ダメージはあるが、短時間の復旧で使用できそうなビル
66棟
3)外観上強いダメージがあり、復旧に時間がかかりそうなビル
14棟
4)倒壊やフロア崩壊、ビルの傾斜などにより使用不能に見えたビル
0棟
外観はこのような状態でも、オフィスの中は書類や備品が散乱している。エレベーターや立体駐車場はほとんどのビルで徐々に稼動を始めているようだ。(3/13午後3時現在)
http://www.e-miki.com/branch/img/news/0000000103.pdf
同社の社名は、経済評論家の三鬼陽之助氏の苗字を戴いたとか・・・。
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