写真はキルケネスのオーロラ/Astronomy Picture of the Day動画より、素晴らしい映像ですので、どうぞ、下記のサイトをご覧下さい
http://apod.nasa.gov/apod/ap110328.html
この映像は3月初旬にノルウェーとロシアの国境の傍にある港町キルケネスの近郊で撮られたものです。
オーロラは、太陽から放出されたプラズマが、地球磁気の勢力範囲に入り込み、磁力線に沿って加速され、大気と衝突して発せられる光のことです。オーロラの緑色の発光は酸素原子によるものです。
津波の悲惨な映像で心を痛めた方もどうぞご覧下さい。
キルケネスは、第二次大戦中にナチスドイツの軍港とされ、ソ連からの執拗な攻撃を受けています。1941/6/29、ナチスドイツはキルケネスよりムルマンスクへ侵攻を開始し、1944/10/25、ソ連軍によりキルケネスは解放されましたが、その間、空襲警報1015回、空襲328回、住民2000人が死亡しています。
この空襲な関して、ヨーロッパではマルタの次に多い空襲だと言います。では、我が国の場合、東京では1944/11/14以降敗戦までの9ヶ月間に130回の空襲を受けています。1ヶ月あたりの数字でみれば、キルケネスよりも多く、ましてや、死亡者97031名、負傷者113923名、行方不明者6034名と今回の東日本大災害以上の被害が出ていました。
やっぱり、心が痛くなります・・・。
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