●唸声メモ/漢字がいっぱい!道交法施行令

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道路交通法施行令を読んでいたら、漢字だらけで一瞬中国サイトを見ている錯覚に捉われた。

 

一般違反行為の種別 点数

以下の別表の文字数は1381文字、うち漢字が1339文字

酒気帯び運転(〇・二五以上)、過労運転等又は共同危険行為等禁止違反 二十五点

酒気帯び(〇・二五未満)無免許運転 二十三点

無免許運転又は酒気帯び(〇・二五未満)速度超過(五十以上)等 十九点

酒気帯び(〇・二五未満)速度超過(三十(高速四十)以上五十未満)等 十六点

酒気帯び(〇・二五未満)速度超過(二十五以上三十(高速四十)未満)等 十五点

酒気帯び(〇・二五未満)速度超過(二十五未満)等 十四点

酒気帯び運転(〇・二五未満) 十三点

大型自動車等無資格運転、仮免許運転違反又は速度超過(五十以上) 十二点

速度超過(三十(高速四十)以上五十未満)、積載物重量制限超過(大型等十割以上)、無車検運行又は無保険運行 六点

速度超過(二十五以上三十(高速四十)未満)、放置駐車違反(駐停車禁止場所等)、積載物重量制限超過(大型等五割以上十割未満)、積載物重量制限超過(普通等十割以上)又は保管場所法違反(道路使用)三点

警察官現場指示違反、警察官通行禁止制限違反、信号無視、通行禁止違反、歩行者用道路徐行違反、通行区分違反、歩行者側方安全間隔不保持等、速度超過(二十以上二十五未満)、急ブレーキ禁止違反、法定横断等禁止違反、高速自動車国道等車間距離不保持、追越し違反、路面電車後方不停止、踏切不停止等、しや断踏切立入り、優先道路通行車妨害等、交差点安全進行義務違反、横断歩行者等妨害等、徐行場所違反、指定場所一時不停止等、駐停車違反(駐停車禁止場所等)、放置駐車違反(駐車禁止場所等)、積載物重量制限超過(大型等五割未満)、積載物重量制限超過(普通等五割以上十割未満)整備不良(制動装置等)、安全運転義務違反、幼児等通行妨害、安全地帯徐行違反、騒音運転等、携帯電話使用等(交通の危険)、消音器不備、大型自動二輪車等乗車方法違反、高速自動車国道等措置命令違反、本線車道横断等禁止違反、高速自動車国道等運転者遵守事項違反、免許条件違反、番号標表示義務違反又は保管場所法違反(長時間駐車)二点

混雑緩和措置命令違反、通行許可条件違反、通行帯違反、路線バス等優先通行帯違反、軌道敷内違反、速度超過(二十未満)、道路外出右左折方法違反、道路外出右左折合図車妨害、指定横断等禁止違反、車間距離不保持、進路変更禁止違反、追い付かれた車両の義務違反、乗合自動車発進妨害、割込み等、交差点右左折方法違反、交差点右左折等合図車妨害、指定通行区分違反、交差点優先車妨害、緊急車妨害等、駐停車違反(駐車禁止場所等)、交差点等進入禁止違反、無灯火、減光等義務違反、合図不履行、合図制限違反、警音器吹鳴義務違反、乗車積載方法違反、定員外乗車、積載物重量制限超過(普通等五割未満)、積載物大きさ制限超過、積載方法制限超過、制限外許可条件違反、牽引違反、原付牽引違反、整備不良(尾灯等)、転落等妨止措置義務違反、転落積載物等危険防止措置義務違反、安全不確認ドア開放等、停止措置義務違反、初心運転者等保護義務違反、携帯電話使用等(保持)、座席ベルト装着義務違反、幼児用補助装置使用義務違反、乗車用ヘルメット着用義務違反、初心運転者標識表示義務違反、聴覚障害者標識表示義務違反、最低速度違反、本線車道通行車妨害、本線車道緊急車妨害、本線車道出入方法違反、牽引自動車本線車道通行帯違反、故障車両表示義務違反又は仮免許練習標識表示義務違反

 

道路交通法施行令↓

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S35/S35SE270.html

附 則 (平成二一年一二月一八日政令第二九一号)

別表第二 (第二十六条の七、第三十三条の二、第三十三条の二の三、第三十六条、第三十七条の三、第三十七条の八関係)一 一般違反行為に対する基礎点数

 

交通違反の点数別の違反名称なのだが、一つ一つ読んでみれば、なるほど漢字だけでも仕方がない。しかし、これだけ集まると漢字だらけの印象しか残らない。

 

日本人、いや中国人がこれを見て交通ルールを守るだろうか?

 

さて、以下は中国の話題、交差点で青信号で渡っていた自転車にマイクロバスが衝突した。バスは赤信号なのだが、前にパトカーが先導しており、赤信号で通行中の事故である。

写真は交差点で自転車がマイクロバスに轢かれた瞬間/BackChinaより

http://news.backchina.com/viewnews-137654-gb2312.html

 

2009/3/9、この事故が起こり、河北省邢台市の中学生が意識不明の重態となり、12日後にやっと意識を戻すが、脳に後遺症が残った。邢台市交通警察分遣隊のパトカーが3台の警察所属のマイクロバスを先導していた。

 

この時、バスに乗っていたのは、邢台県県長代理の顧鵬図氏(現邢台県県長)で左下3枚目の写真に写っている。

 

邢台県政府は、中学生の治療費144000元≒184万円は支払ったものの、介護費や後遺症の賠償、慰謝料などは支払われていない。こうしてネットに晒されて初めて交渉にも応ずるのであろう。

 

3台のマイクロバスに緊急性があったのか?記事の中で問われているが、そんなものはある筈がない。大名行列のようなもので、特権階級が信号など守りたくないので、パトカーに先導させたのだ。

 

中国でパトカーが先導してくれた経験をお持ちの方も多いと思う。その後、どうなるかと言えば、昼食や夕食の席に先導してくれた警官が一緒にタダメシに加わることになる。先導警官だけでないところも中国らしい、その警官の知り合いまで加わっている。

 

さて、先導パトカーの後の一般車両も赤信号は無視できるのか?との疑問で、道路交通法施行令を調べてみたけど、よく分からない。一般的には、緊急車両扱いとなり、赤信号は無視できるであろう。パトカーに先導された皇后陛下の乗った乗用車を見たことがあるが、信号で止まることはなかった。ちなみに座席にごくごく浅く座られ、凛としたお姿は忘れられない。シートに深々と座るどこかの傲慢議員のような醜い姿は国民に晒すものではない。

 

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このページは、唸声が2011年4月20日 19:30に書いたブログ記事です。

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