どうしても「シ」をつけたいのなら、ラッセル・キング詐欺氏とでも。金正日を騙したのは笑えるが、このままで済むとは思えない。次の記事はラッセル・キング死!か?
以下は英SUN紙による写真↓真ん中のデブのヒゲ男がラッセル・キング(52)、左下の眼鏡の男性はサッカー監督エリクソン氏
http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/sport/football/2653931/Key-Notts-County-man-is-an-ex-con.html
【IZA4/21-金総書記もだまされた!英詐欺師、採掘権をだまし取る】
【ロンドン=木村正人】英国の詐欺師が中東バーレーンの王室から資金運用を任されていると言葉巧みにだまし、ロンドンの投資銀行や世界で最も古い英サッカークラブに1570万ポンド(約21億2千万円)の負債を残して逃亡した疑いが強まり、英重大詐欺特捜局が捜査を始めた。サッカーの元イングランド代表監督を北朝鮮に連れて行って北朝鮮側を信用させ、鉱物資源の採掘権をだまし取るなど大がかりな詐欺だった。
英BBC放送のテレビ番組「パノラマ」が報じた。
北朝鮮の金正日総書記まで手玉に取ったのはラッセル・キング氏(52)。
まず、キング氏は2009年ごろ、経営権を取得していたイングランド中北部ノッティンガムのサッカークラブ「ノッツ・カウンティ」(1862年創設)の監督に、元イングランド代表監督のエリクソン氏を就任させることに成功。
多額の報酬を約束して同氏を北朝鮮に連れて行き、元代表監督という名声で北朝鮮側を信用させて金や石炭、鉄鉱石の採掘権を獲得した。契約書の署名は金総書記の同意を得た北朝鮮高官が行ったという。キング氏が北朝鮮側に渡した株券は紙切れ同然だった。
キング氏はまた、共犯者を中東の王子に仕立て上げ、「バーレーン王室の資金運用を任されている」と偽ってロンドンの投資銀行に接近。北朝鮮の採掘権を利用して、多額の資金をだましとった。投資銀行は顧問に元英情報機関幹部を抱えていたが、無駄だった。
投資銀行は昨年、870万ポンドの負債を抱えて破産。サッカークラブにも700万ポンドの負債が残された。キング氏はバーレーンに逃亡。エリクソン氏は「クラブの牛乳代が未払いになっていると聞いておかしいとは思ったが…」とメディアの取材に答えている。
この金正日を騙したラッセル・キング詐欺師は、32歳の時にも保険金詐欺をやり、2年間服役している。この時の詐欺は60万ポンド≒8110万円のアストンマーチンが盗まれたと保険会社を騙して保険金を手に入れたもの。
しかし、詐欺の前科のあるものを簡単に信用してしまうのは、詐欺師が凄腕なのか?騙される方がバカなのか?分からないが、これが詐欺師の詐欺師たる所以なのだろう。
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