「IMF前トップ、女性着衣に付着のDNA一致」と日本の記事でも英語でも「付着のDNA」となっているため、読者が想像しなくてはならない。何故、「精液」とする記事がないのかと思っていたら、中国記事にあった。
卡恩DNA与女服务员衬衫上精液DNA一致=カーンのDNAと女性メイドのブラウスの上の精液のDNAが一致
http://cn.wsj.com/gb/20110524/beu094702.asp?source=Billingual
ウォール・ストリート・ジャーナルの中文版であり、訳の分からぬ中国紙ではない!
こんなこと書かなくても常識だと言えば、それまでであるが、陪審員のいる国では何事も正確さが求められる。裁判の過程では、当然ながら「精液」とされるであろうが、紙面では品がないと考えるのかボカしている。
もっと正確に記載するならば、女性メイドの口からこぼれた精液がブラウスにつき、それを鑑定したところ、ストロスカーンのDNAと一致したとすべきであろう。でも、やっぱり品がないかな?凄惨なレイプも格調高く書くのが新聞の使命なのか???
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