写真と記事は英紙thinqより、兵士の頭が吹き飛ぶゲームビデオのシーン
http://www.thinq.co.uk/2011/6/27/us-supreme-court-strikes-blow-gamers-rights/
先日、カリフォルニア州で中国人留学生がペットを自動車に3時間放置し、熱中症となり安楽死させた事件があり、北京の留学生は逮捕されたが、法律で縛りすぎるのもよくない。その法律は釣った魚にまで適用されるのだから、バカバカしい。
これも倫理感の問題であって、法律にするような問題ではない。その倫理感がないから法律が必要なのだということであろうが、どこかの国で人々に倫理観がないので儒教が必要であったと聞いたことがある。
日本人でもありがたいと儒教ファンも多いが、そもそも日本人には不要なもの、くだらない政治のおかげでこれから必要になるかもしれないが・・・。
「人物を殺害したり手足を切断したり、性的暴力を加える映像」を含むゲームを未成年者に販売した業者に、最大で千ドル(約8万円)の罰金を科すとの内容であったが、米最高裁で違憲と判断された。
「表現の自由侵すべからず」との判断である。これはある意味では正しいが、子どもに見せるかどうかは別問題であり、製造側・販売側に規制がなければ、最後の砦は親となる。但し、親はゲームもやらないし知らないのでは判断のくだしようがない。
ただ、米国の紛争地のニュース報道を見ていると「血が足らない」、妙な言い方かもしれないが、あまりにも清潔感溢れる写真で実感が湧かない。戦争は悲惨なものであり、それを伝えるのが報道、それこそゲーム感覚で戦地に赴く新兵は、今まで見てきたものと現実のギャップで頭がおかしくなる。
赴任地で自爆テロが起きれば、それこそ本人の首は吹き飛び、身体はバラバラとなる。回りにいた人たちの手足もバラバラとなる。
そんな現実を知らない方々が、政治を行なっている。オバマ大統領やクリントン長官がビンラディン殺害の映像を見て固まっていたのを思い出す。まさにヒトの痛みを知らない者たちが政治を行なっているのだ。我が国でも同じ、カンのヘラヘラ顔を見ていると怒りがこみ上げてくる。
前述の動物に関する法律↓も悪意があるかどうかの判断が難しい。
カリフォルニア州刑法597条より抜粋
何人も哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、又は細分(d)に記述されるような魚類にも悪意を持ち故意に不具にする、切断する、酷く痛めつけた等した場合、州刑務所での懲役、又は最高20,000ドルの罰金、又はその両方により罰せられる、又は郡刑務所での最高1年の懲役、又は20,000ドルの罰金、又は罰金と懲役の両方により罰せられる事のいずれかを選ばなければならない。
http://www.tolahouse.com/sos/law/ca.htm
【IZA6/28-暴力的ゲーム規制は違憲 米最高裁】
米連邦最高裁は27日、暴力的な内容を含むテレビゲームの販売を規制するカリフォルニア州法は、表現の自由を保障した憲法修正1条に違反するとの判断を下した。
カリフォルニア州側は、暴力的な内容のゲームは子供の攻撃性や反社会性につながると主張したが、最高裁の多数意見はこれを退け「政府には、内容を理由に表現を制限する権限はない」と指摘した。
同州法は「人物を殺害したり手足を切断したり、性的暴力を加える映像」を含むゲームを未成年者に販売した業者に、最大で千ドル(約8万円)の罰金を科す内容。2005年に州議会で可決されたが、合憲性をめぐり議論が続き発効していない。(共同)
以下は、「今回は負けたがこの件で多くの父母や祖父母に問題を投げかけた」と話すカリフォルニア州議会のLeland Yee議員。彼は広東台山生まれ、三歳の時に一家でサンフランシスコに移住した中国系米国人。
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