▼唸声の気になる映像/中国:信号機会社のお詫び会見

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写真は記者会見を行った北京全路通信信号研究设计党委宣伝部・田振輝部長/新浪ビデオより、「なんで私が泣かなきゃならないの」なんて顔して会見をしている

http://video.sina.com.cn/v/b/57559431-1802572297.html

方夜新》北京全路通信信号研究设计布道歉信  

 

この会見は会社ではなく、近くのホテルで行なわれた。香港や日本のTBSをはじめとした数十のメディアが集まった。2時間遅れでのんびりとやってきた田振輝部長、お詫びはしたものの、最終責任を認めず、調査報告を待つとしている。また、技術的な問題は一切分からぬと質問を拒絶した。ただ、党委である田振輝部長は、同社で関係する責任者を処罰すると強気の姿勢を見せている。それが企業内党委の仕事でもある。(党委の役割を後述、参考にされたし)

 

北京全路通信信号研究设计は、中国高速鉄道の信号システムをほぼ独占している。同社は1953年、中国路通信信号股份有限公司の100%出資で作られた会社であり、中国路通信信号股份有限公司中国中中国と合わせて、中国の三大鉄道建設会社と言われている。そう、北京全路通信信号研究设计は中国鉄道部ベッタリの会社であろう。

 

であれば、企業内党委は企業の法令遵守を指導監督する仕事であるから、社長よりも田振輝部長の方が、責任が重い。つまり、処罰されるのはアンタじゃないのか?

 

IZA7/28-中国高速脱線 信号設備企業が謝罪声明】

 中国浙江省の高速鉄道事故で、信号設備を担当したと中国メディアが指摘した「北京全路通信信号研究設計院有限公司」は28日までに、ウェブサイト上で、犠牲者らに「心からおわびしたい」と謝罪する声明を出した。しかし、同日午後北京で記者会見した同社幹部は、「原因はまだ調査中だ」として、詳細な説明を拒否した。

 

 声明では「処罰を受け入れ、責任者を処分する」とした。しかし、幹部は同社に原因があるかどうか明言せず、「政府の最終的な調査結果を待っている」と繰り返した。

 

 中国メディアによると、同社の信号設備は6月に開業した北京-上海高速鉄道など全土の高速鉄道網に採用されており、波紋が広がりそうだ。

 

 中国紙、第一財経日報によると、鉄道省はシステムを検査するよう各地の鉄道局に通知した。(共同)

 

企業内党委員会は、企業内共産党員大会より選任される党委より構成される。

党委の仕事は

1.      共産党の改革路線や方針、政策を企業へ浸透させること

2.      企業における重大な経営戦略と人事管理の決定に関与し、株主総会・取締役会・監査役会・執行役会の法令遵守を指導する

3.      共産党思想を強化し、企業の精神思想や精神文化を指導する

4.      労働組合・共産主義青年団・従業員大会を支え、企業を道徳・文化・紀律正しい組織へ発展させる。

尚、党委の活動費は全て企業が負担する

 

以下は北京全路通信信号研究设计のサイト、エンコードで簡略体を選ばないと文字化けする

http://www.crscd.com.cn/WebApplication1/MainPage1.htm

 

 

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唸声


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このブログ記事について

このページは、唸声が2011年7月29日 19:00に書いたブログ記事です。

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