写真は亡くなった英日曜紙ニューズ・オブ・ザ・ワールド元記者のSean Hoare氏/YouTubeより
http://www.youtube.com/watch?v=w_cnYHW82pw
7月18日、ニューズ・オブ・ザ・ワールド紙盗聴事件の告発記者ショーン・ホア氏が自宅で亡くなった。警察は、事件性はないとしているが、あまりにもタイミングが良すぎる。また、英国も日本の報道もショーン氏の年齢が書かれていないのも不思議だ。アルコール依存症との前振りがあるが、高齢による死亡なのか、読者には分からない。
ウィキペディアによれば、ショーン氏の生年月日は、“Sean Hoare (1963 or 1964 – c. 18 July 2011) was a British journalist.”とある。上記のYouTubeでも1962年生まれとなっていて、一体何時生まれたのかが分からない。いずれにしても、47歳より49歳であり、まだまだ働き盛り、高齢ではない。いくらタブロイド紙と言えども、記者の生年月日が不明とは不可解。
ショーン氏は飲酒問題でニューズ・オブ・ザ・ワールド紙を首になる前は、SUNで働いており、1980年代は、地方紙のWatford Observer紙で働いていた。逮捕されたニューズ・オブ・ザ・ワールド紙の元編集長とは親しい友人でもあったが・・・。
ショーン氏の死は、この盗聴問題を知る他の関係者への警告と解釈するのが最も分かりやすい。死因が不明であれば、事件性を疑うのが筋である。事件性なしが、前提になっていることこそ、事件性がある証拠、殺しのライセンスのお国柄だ。
【IZA7/19-英紙盗聴告発の元記者が死亡 事件性なし】
英日曜紙ニューズ・オブ・ザ・ワールド(廃刊)による盗聴事件で、盗聴が組織的に行われていたと告発した同紙元記者の男性、ショーン・ホアさんが18日、英南東部ワトフォードの自宅で死亡しているのが見つかった。英メディアが報じた。
警察は、死因は不明だが事件性はないとの見方を示している。英PA通信は近所の人の話として、ホアさんがアルコール依存症で精神的に不安定だったとしている。
ホアさんは昨年、米紙ニューヨーク・タイムズなどに、ワールド紙で盗聴が広く行われ、逮捕された元編集長アンディ・クルソン容疑者から盗聴を求められたなどと証言していた。(共同)
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