写真は逮捕された放火犯カート・ビリー容疑者(34)午前4時/abc7ニュース動画より
http://abclocal.go.com/kabc/story?section=news/local/los_angeles&id=8284123
顔までは良く分からないが、体格のがっしりした男だ。7月17日から20件の放火事件が起きており、これにカート・ビリー容疑者が関わっているとロス市警ではみている。
放火はノースハリウッド地区の1.5平方マイル≒3.9平方キロでの範囲で起きており、被害額は100万ドル≒7723万円(円高がこんなところにも) 以上、放火が早朝に起きていること、自動車やトレーラーハウスへの放火と共通点が多い。
こんな危ない男が25万ドル≒1930万円で保釈される模様、カート・ビリー容疑者は23歳の時、沖縄のキャンプハンセンで兵長であったが、7件の食堂とバーを燃やした2件の放火事件で懲役5年の有罪判決を受けている。
放火罪はどこの国でも重罪であり、最高刑の死刑もありうる。米国でも放火は重罪だが、カリフォルニア州では、放火は程度にもよるが、懲役16ヶ月から9年と刑期は割りに短い。ビリー容疑者は、20件もの放火に関わっているとすれば、1件が3年としても60年の量刑となる。ただ、日本でも放火犯罪を起こしており、さらに加算されるかもしれない。
放火犯は再犯率が高いとされている。
【IZA8/3-沖縄で放火の元海兵隊員、今度は車両に放火】
ロサンゼルス市警は2日、同市内で車両に放火しようとした元海兵隊員、カート・ビリー容疑者(34)を逮捕した。ロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)が伝えた。市警は同容疑者が7月以降、付近で少なくとも19件の放火に関与したとみて調べている。
同容疑者は沖縄県の米軍キャンプ・ハンセンに所属していた2001年、北谷町の小料理店などへの連続放火事件を起こし、那覇地裁で懲役5年の判決を受けた。同容疑者が逮捕されたノースハリウッド地区では、7月半ばから駐車中の車両などの不審火が続発。燃料とライターを持っている同容疑者が目撃されたため、市警が警戒していた。
ビリー容疑者は沖縄で複数の店舗を全半焼させた。動機は「ストレス解消」だったとされる。米軍は日米地位協定を理由に起訴前の身柄の引き渡しを拒否したため、米軍への批判が噴出。那覇地検による起訴後に身柄が引き渡された。(共同)
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