写真上はペットボトルライトにバケツを被せて光が当たらないようにしたもの、下はバケツを外してペットボトルライトを点灯させたもの/YouTubeより、中国CCTV9の英語リポート、55Wだって
当然ながら、夜は使えない。夜は太陽発電と同じで役に立たない。少し黄色い水を入れれば、白熱電球になる。太陽光なのに黄色くして太陽タイプの光にする???ピンクもブルーも楽しめる!昼だけだけど。この液体に蓄光性を加えれば、いいのにねぇ。
明るくなった分、室温も上がるかな。
以下は太陽調理器<京都ボックス>を使ったタンザニアのバナナビーフ
【IZA9/5-【Nature】ペットボトルを電球に フィリピン】
「真っ暗だったのにびっくりするほど明るくなったわ」。60万人以上が住むとされるフィリピン最大規模のスラム、マニラ市のトンド地区。小さな建物がひしめき電気が通っていない家庭も多く日中でも薄暗い。ここで、フィリピンの非政府組織(NGO)が中心となって、使用済みのペットボトルと水だけを利用した“電球”を設置する動きが進んでいる。
■水を入れて屋根に
ブロック塀とトタン屋根の家が折り重なるように連なり、路上に漂う下水の臭いが鼻を突く。幅1~3メートルの迷路のような路地を進むとルーシー・ザンブラノさん(49)の家がある。
トタン屋根と板を張り合わせただけの約20平方メートルに家族5人が寄り添う。住み着いて4年。電気がない生活だが、6月に2つの“電球”が設置された。「ペットボトルと水が電球になるなんて信じられないわ」。ザンブラノさんと子供たちに笑みがこぼれる。
トタン屋根に穴をあけ、水を入れた1.5リットルのペットボトルを差し込む。屋外に出たボトルの上半分が太陽光を集め、下半分は室内に明かりを広げる。水には藻が繁殖するのを防ぐために漂白剤を入れてある。
「雨漏りもないし、電気代の節約にもなる」と喜ぶのは、マリテス・ダマヨさん(39)。1~21歳の子供5人を抱え、10畳ほどの平屋に住む。これまでは日中も暗いため蛍光灯を使っていたが、今はペットボトルの明かりだけで「十分」。月1000ペソ(約1800円)かかっていた電気代も「2~3割節約できるかも」。
■設置15分、費用80円
中心となっているのはNGO「マイ・シェルター・ファンデーション」。代表のイラック・ディアスさん(38)は「費用はわずか1ドル(約80円)。約15分で手軽に設置できるのが魅力」と語る。
取り組みを始めて8月で約4カ月。ボランティアや地元自治体の協力を得て、既にフィリピンの貧困地帯を中心に1万5000世帯以上に取り付けた。
ディアスさんは「貧困に悩む他の国にも需要があるはず。草の根の活動を広げたい」と意気込んでいる。
(マニラ 共同/SANKEI EXPRESS)
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