写真は歌うベーブ・ルース/YouTubeより
上記の映像は違うが、米国国立公文書館に40年以上勤めていた職員が、同館より千点以上も盗み続けていたことが分かった。この犯人はLeslie Charles Waffen(66)で同館のインデックス作成などの管理をしていた。この犯人がebayで売らなければ、いつまでも分からなかったかもしれない。
米国お得意の危機管理ができていなかった。内部統制など紙の世界で何も実行されていなかったのか?棚卸しはどうなのか?棚卸しリストそのものを改ざんしていたのか?コンピュータ管理であれば、ログはどうなっていたのか?など基本的なことがやられていないことが、この犯罪を生んだ。
ベーブ・ルースの肉声にどれほどの価値があるのか分からないが、千点もの窃取したものの中には、日本との開戦に至る貴重な録音もあったかもしれない。記録から抹消されていれば、検索もできない。
【IZA10/5-ベーブ・ルースの録音を違法販売、有罪認める】
米国立公文書館から往年の大打者ベーブ・ルースの肉声の音声記録などを盗み、インターネットのオークションで売りさばいていたとして罪に問われた元同館職員の男が4日、メリーランド州の連邦地裁で有罪を認めた。ロイター通信などが報じた。
男は公文書館に40年以上勤務していたレスリー・ワッフェン被告(66)。合計で3万ドル(約230万円)以上の価値があるとされる約千点の公文書などを盗み、2001~10年にネット競売のイーベイに出品していたとみられている。
1937年にルースが狩猟に出掛けた際の発言を収めた録音は、昨年約35ドルで販売されたが、捜査当局が既に落札者から回収した。
判決は来年3月に言い渡される予定。(共同)
レスリー・ワッフェン被告の仕事↓
http://www.eric.ed.gov/PDFS/ED081240.pdf
レスリー・ワッフェンで検索してもこんなものしかなかった
http://radar.oreilly.com/2010/03/meet-the-scanners.html
ご本人の顔(左)が換えられているのか?NARAは国立公文書館のこと
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