写真は首都ダマスカスの町を埋め尽くすアサド大統領支持派/BackChinaより
http://news.backchina.com/viewnews-163471-gb2312.html
写真は「Thank you Russia Thank you China」と書かれた風船とアサド大統領の肖像画、シリアに対する制裁決議案は中国とロシアが拒否権を行使したため、否決された。この風船はそのお礼だ。
10月12日、ダマスカスにアサド大統領支持派の国民が集まった。このところ、シリアの反政府デモしか取り上げられていないので、こうした光景を見ると、如何に報道が偏っているのか分かる。民主化運動の大きな流れは変えられないが、国民の選択はどうなのか?こうした写真をみると迷ってしまう。
アルジャジーラによれば、イスラム法学者のアハマド・ハサン氏は9日夜、シリアを訪問していたレバノンの代表団に対し、欧米がシリアまたはレバノンを空爆した場合、自爆攻撃で報復すると発言している。また、攻撃者はすでに欧米に渡っているとし、「今日からは目には目を、歯には歯をだ」と述べている。
中国はシリアへの投資が気になり、拒否をした。内政干渉はしない等との理由を前面に出しているが、我が国の内政にはいつも口を出す。ロシアはシリアとの兵器取引など軍事的な関係で拒否をしたのであろう。
リビアのようにNATOの空爆があれば、拒否権を投じたロシア・中国はどう動くのか?ロシアは内戦を憂いていたが、シリアの武力支援に動くかもしれない。ロシアが中国を引き込むと第三次世界大戦?その時、我が国は?
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