写真は息子と母親ではなく、33歳の夫と26歳のグエン・ティ・フオンさん/YouTubeより、髪の毛が容姿と違い非常に若々しい
この写真左はグエンさんが二十歳の時(2006年)のものと現在との比較/ディリーメールより
ベトナム・メコンデルタ、ベンチェー省ゾンチョム郡ゾンチョム町に住むグエン・ティ・フオンさん(26)は、2008年に原因不明の奇病のため肌が急激に老化し、数日で23歳から73歳に変わり果てた。
グェンさんは海産物アレルギーが原因で顔や身体の皮膚が痒くなり、薬を使い1ヶ月くらいしたら痒みは取れ、伝統薬に切り替えたところ、皮膚の老化と弛みが始まったという。この薬が何であるかが書かれていないが、コルチコイドを使った皮膚炎の塗り薬であろう。伝統薬は薬草を使ったものであろうが、コルチロイドの過剰使用でクッシング症候群が発症し、伝統薬でさらに悪化させたのではあるまいか?
ディリーメールでは、ステロイド剤の使用による皮膚病組織肥満細胞症ではないかと伝えている。以下のベトナムニュースによれば、この肥満細胞症の治療は内科療法だけで50~70%の治療が可能だと言う。
はやく元の綺麗な姿になればいいですね。
【日刊ベトナムニュース10/10-老化病の女性、治療により若返りの可能性も】
新聞報道などにより、一躍時の人となった老化病の女性、グエン・ティ・フオンさん(26歳)のもとを、ホーチミン市医薬大学病院皮膚疾患科のホアン・バン・ミン医師が訪れ診断を行った。これにより原因不明とされていた老化の正体が明らかとなった。5日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
診断したミン医師によると、皮膚が老化したように見える原因は肥満細胞症(mastocytosis)だという。この病気は皮膚や体の様々な部分に肥満細胞が増殖して蓄積されることが原因で発症する。肥満細胞は免疫システムを構成する細胞群の1つで、アレルギー反応や胃酸の分泌に関与する物質、ヒスタミンを形成する。また蓄積された肥満細胞が刺激反応を起こし、痒みや皮膚の盛り上がりなどを引き起こすという。
治療方法としては、まずフオンさんのアレルギー反応の原因を突き止め、これを抑えること。その後は、整形手術などを行わずとも、内科療法だけで50%~70%は治療が可能であるという。
おまけ/こちらは錯覚↓私の妻と姑 W.E. Hill
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