写真は最後の勝負、最後のコミュニティカードで8が出ればストレートで文句なく半袖の勝ち(10でも7でもワンペアで勝つ)、それ以外であれば・・・。手持ちの2枚のカードと場に出た5枚のカードを組み合わせて勝負する。
最後のカードは4、結局、二人とも役はできず、ハイカードでの勝負となり、エースを持ったパーカーの勝ちとなった。
871万ドルの勝負が役無しだなんて・・・。映画みたいにはならないなぁ。ポーカーで母国の誇りを賭けるだなんて、やれやれ!
【IZA11/14-《写真劇場》ポーカー世界一決定戦 871万ドルつかんだ!! 7位からの大逆転】
■シーン1
ポーカーの世界選手権で知られる「ワールドシリーズ・オブ・ポーカー」(WSOP)が11月6~8日の3日間、米ネバダ州ラスベガスで開かれ、22歳のピウス・ハインツさん(ドイツ)が優勝し、優勝賞金871万5638ドル(約6億7700万円)を手に入れた。
85カ国6865人が参加費1万ドルをかけ、賞金総額は6453万1000ドル(約50億1500万円)。7月から大会は繰り広げられ、11月のファイナルテーブルにつくことができるのは、わずか9人。「November Nine(ノベンバー9)」と呼ばれる最強のプレーヤーたちだ。
ハインツさんはチップ数7位でスタートしたが、チップリーダーとなり、最後は優勝候補の35歳、マーティン・スタツコフさん(チェコ)を破ってドイツに初の栄冠をもたらした。
大会の模様は全米で中継されたほか、インターネットでも速報されるなど、各国のファンがトッププレーヤーの動向を見守った。
■シーン2 母国の誇りも賭けた頭脳戦
一般的に知られるポーカーは5枚のカードで役をつくるが、この大会では、最大5枚のコミュニティーカードと呼ばれる共通のカードを使い、2枚の手札とあわせ勝負する。運とともに互いの駆け引きが勝敗を分けるという。
優勝したハインツさんは、プロのポーカープレーヤー。今年のノベンバー9は、米国の3人、英国、アイルランド、ドイツ、チェコ、ウクライナ、ベリーズと多彩で、ファイナル会場のペン&テラーシアターは駆けつけた応援団が国旗を振って声援を送るなど、母国の誇りをかけた激しい戦いでもあった。
AP通信などによると、最後まで冷静さを失わなかったハインツさんは「家族や多くの友人たちの声援がうれしかった。人生の中で最も幸せな日だよ。(賞金は)家族に贈りたい」と素直に喜んだ。敗れたスタツコフさんも「優勝ブレスレットを獲得するため、来年もこのテーブルに来るよ」と雪辱を誓った。2位とはいえ、543万3086ドル(約4億2150万円)を獲得した。
来年は、どんなスターが登場するのだろうか。(EX編集部/撮影:AP/SANKEI EXPRESS)
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