写真は米国国歌斉唱で起立をする米軍日系人元兵士たち/YouTubeより、ダニエル井上上院議員にカメラが向けられている。442部隊で右腕を失った井上上院議員は、「今回の議会金メダル(Congressional Gold Medal)の授与でもっとも重要なことは、墓地で眠る人々がこのことを喜んでくれたと確信したことだ」と最後にスピーチした。
国歌を歌う時、車椅子のおじいちゃんも踏ん張って立ち上がる。隊旗に向かって敬礼をするおじいちゃんの姿もある。何とも当たり前の光景なのだが、我が国では国旗に背中を向ける教師や国歌斉唱時に起立もしない教師もいる。こういう教師がいる限り、日本は普通の国になれない。
2011/10/24、カーネギーホールでベトナム国立交響楽団が演奏を行なった。指揮は日本人の本名徹次氏(54)、始めにベトナムと米国の国歌が演奏されたが、曲が演奏されるや否や全員が起立をした。これが当たり前の国の姿である。
【IZA11/4-第二次大戦の日系人部隊に最高勲章】
米連邦議会で11月2日、第二次大戦中に欧州の激戦地で戦った米軍日系人部隊に、米国で最も権威のある勲章の一つ「議会金メダル」を授与する式典が開かれた。日系人が「敵性外国人」として強制収容所に隔離された時代に、米国への忠誠のため最前線に向かった功績が、終戦から65年以上を経て認められた。受章者は米陸軍の第100歩兵大隊と第442連隊戦闘団、軍情報機関の元兵士らで、1000人以上が出席した。
今回の授与式に出席したのは1250名で、その25%が元兵士で80代と90代、日系二世にはたくさんの逸話がある。言われなき差別と偏見の中で442部隊が生まれている。出席した元兵士は「我々は常に攻撃をかけた。ドイツ人は常に高いところから我々を狙い撃ちにした」と語る。
国のために戦う兵士を大切にするのは世界の常識であり、社会主義国でもこれは同じである。我が国が非常識なのだ。
しかし、442部隊が硫黄島で戦うことになったら、どうだったのか?とても複雑な気持ちになる。そこまで米国は悪魔ではなかった???
以下は今回の議会金メダル
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