写真は自身の工場の屋根に上り火をつける郭継寛社長(65)/YouTubeより
【山東省棗庄市】12月7日朝、郭継寛社長は工場の立ち退きに抗議をして、工場の屋根の上で自らの体にガソリンをかぶり、焼身自殺を図った。火がついたまま地面に落下し、周りの人に土をかけられ消火し、病院へ運ばれたが、三度の火傷を負っており重症である。
郭継寛社長は現地の村民委員会と工場の土地の問題でもめており、焼身自殺を図った。2004年に30年の賃貸契約を村民委員会と結び、郭社長は工場を建てたのだが、6年後の2010年に突然村民委員会はこの契約破棄を通知してきた。
この為、郭社長は裁判で争っていたのだが、当然ながら共産党幹部のパワーにはかなわない。焼身自殺当日は司法官が工場に訪れるのでそこで決行をしたと言う経緯である。
この様子は、親族の郭士竜氏がビデオに撮り、自身のミニブログにアップしている。
北京へ訴える代わりにネットで自らの体を犠牲にして国民へ訴えないと地方政府は全く動かない。しかし、自分の祖父が焼身自殺をするのを冷静にビデオに撮れるものだろうか?
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