写真は焼身自殺をした活仏・索巴朱古師(42)/BackChinaより
http://news.backchina.com/viewnews-176311-gb2312.html
【青海省ゴロク・チベット族自治州】1月8日午前6時、吉邁で「活仏」と呼ばれるチベットの高僧が焼身自殺をし、亡くなった。名は索朗旺杰Sonamdrugyu、法名を索巴朱古(42)と言い、索巴はチベット語で耐え忍ぶことを意味し、朱古は生まれ変わりの活仏を意味するという。
焼身自殺は中国のチベット区では3人目、中国国内を合わせると2009年以来16人目のチベット人となる。
焼身自殺の目的は中国政府に対する抗議で、今回も「フリー・チベット(チベットに自由を)」「ダライ・ラマをチベットに戻せ」と叫び、自身に火をつけている。遺体は警察が引き取ったが、千人ものチベット人が現地政府の玄関に集まり、「遺体を返せ」と抗議を行った。警察は遺体を引き渡したが、体が欠落している不完全なものであった。
日曜日の夜は10数台の警察車両と軍の車両が交差点で検問を行い、県内ではパトロールが強化された。県内の半分の電話が不通となっている。
【時事1/9-チベット仏教高僧が焼身自殺=遺体返還求めデモ行進-中国青海省】
【北京時事】9日の新華社電(英文)によると、中国青海省ゴロク・チベット族自治州で8日、「活仏(生き仏)」とされるチベット仏教の高僧(40)が焼身自殺を図り、死亡した。
一方、米政府系ラジオ局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によれば、高僧は自殺前に、「チベットに自由を」などと叫び、信仰や言論の自由を求めたという。昨年3月以降、中国政府のチベット政策に抗議して自殺を図ったチベット族僧侶らが相次いでおり、今回で15人目。
警察当局が高僧の遺体を回収した後、数百人のチベット族住民が遺体の返還を要求し、派出所に向けてデモ行進した。新華社電は「地元の伝統に基づく葬儀を行うため遺体は遺族に返された」と伝えたが、RFAによれば、人々は返還された遺体を持ち上げ、街でデモを行ったという。
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