▼唸声の気になる写真/中国:反体制一家の出国、米国へ亡命か?

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以下は空港を出る余潔一家の写真

http://twitpic.com/867gjl

 

自由は素晴らしい。中国人から見れば、自由も貨幣価値に置き換えて考えるのかもしれないが、言論の自由のない中国では、反体制を唱えれば、拘束監禁、拘束が解かれても監視と実に厳しい。それだけ体制維持に必死なのである。

 

わが国も「人権侵害救済法案」が通れば、中国に一歩近づいていく。民主党自体は左に傾斜しているので、中国やロシアは彼らのお手本なのかもしれない。

 

愛国意識もない!軍隊もない!金もない!そして、自由もない!となれば、この国は終わる。民主党の表面はバカ面しか見えないが、内部の危険な組織が動かしていることを忘れてはならない。

 

IZA1/13-「天安門より悪化」自由への亡命 反体制作家 米に到着】

 中国の人権活動家で反体制作家として知られる余傑(よけつ)氏(38)が妻子を伴って1月11日に出国し、米ワシントンに到着したことが明らかになった。中国公安当局から長期間にわたって監視され、身体の安全に不安を感じたことから出国に踏み切ったとみられ、余傑氏の友人らは「事実上の亡命」と話している。中国政府は10年ぶりに指導部が入れ替わる今秋の共産党大会を控え、安定維持を最優先し、昨年来、人権派弁護士や民主活動家らへの締め付けを一段と強化している。余傑氏の出国は、天安門事件(1989年)直後の江沢民(こう・たくみん)時代(~2002年)よりも悪化しているとされる中国の人権状況を物語る形となった。

 

 ■08憲章を支持

 余氏は四川省出身で北京大学を卒業。ノーベル平和賞を一昨年受賞した民主活動家の劉暁波(りゅう・ぎょうは)氏(56)=服役中=らが起草した共産党一党独裁を批判する「08憲章」(08年12月発表)に中心人物の一人として最初から署名した。10年夏には、中国の温家宝(おん・かほう)首相(69)を批判的に描写した著作「中国影帝温家宝(中国一の名優・温家宝)」を香港で出版し、中国公安当局から出版中止を求める圧力を受けた。

 

 キリスト教徒でもあり、06年5月にはホワイトハウスに招かれ、当時のジョージ・ブッシュ米大統領(65)とも面会した。しかし、最近は外国人記者の取材や西側外交官との面会を制限され、昨年8月にジョゼフ・バイデン米副大統領(69)が訪中した際も外出を許されないなど、公安当局に厳しく監視されていた。

 

 10年12月には、劉氏のノーベル平和賞授賞式の前日に北京の自宅から連れ出されて激しい暴行受け重傷を負い、身の危険を感じ始めていた。余氏は11日、昨年末に激励の送別会を開催してくれた知人らに出国を伝えるメールを送った後、ワシントンに向かって出発。送別会では劉氏の伝記を書き上げたと話していたという。

 

 中国外務省の劉為民報道官は12日の定例記者会見で余氏の出国について質問を受けると、「中国は人口が多すぎて、私はその人を知らない。どれくらいの中国人が彼が著名な作家と認識しているかも知らない」などと不快感をあらわにした。

 

 ■政権移行へ弾圧強化

 中国では、今秋の共産党大会で胡錦濤(こ・きんとう)総書記(69)=国家主席=が引退(国家主席の任期は来年3月まで)し、習近平(しゅう・きんぺい)国家副主席(58)を党総書記とする新指導部が発足するのが確実視されている。

 

 このため、政権移行を円滑に行いたい胡錦濤指導部は、政権批判と表裏一体の民主化要求運動やインターネットでの抗議デモ呼び掛けなどに神経をとがらせ、民主活動家らへの弾圧を一段と強めている。

 

 ロイター通信によると、国家政権転覆扇動罪で禁固3年6カ月の刑に服し、昨年7月に出所した民主活動家の胡佳(こ・か)氏(38)は11日、公安警察官に突然、自宅に踏み込まれ、パソコン2台を押収された。その際、「おとなしくしていないと、また収監するぞ」と脅された。天安門事件で学生らの民主化運動を主導した人権活動家の一人、陳西氏(57)は先月(昨年12月)26日、貴州省の裁判所で国家政権転覆扇動罪で懲役10年の実刑判決を言い渡され、即日収監された。わずか3時間で結審し、初公判で判決が言い渡されるという異常さだった。

 

 余傑氏の出国は中国当局が黙認した「国外追放」とも受け取れる。余傑氏が今後、米国から発する言論が注目される。 (SANKEI EXPRESS)

 

 

 

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唸声


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このページは、唸声が2012年1月13日 13:00に書いたブログ記事です。

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