写真は8歳女児のAmina Bowmanちゃん/コモニュース動画より
【ワシントン州キトサップ郡】2月22日午後1時半頃、ブレマートンにあるArmin Jahr小学校で帰宅の準備をする校内に一発の銃声が鳴り響いた。あと数週間で9歳になるAmina Bowmanちゃんの胃に同級生の9歳の男児のバックパックに入っていた銃が暴発して、弾が当たったのだ。
Amina BowmanちゃんはヘリでシアトルのHarborview Medical Centerに運ばれた。
Amina Bowmanちゃんの担任の教師の旦那の話では、この男児は転校してきたばかりで問題児だったと言う。教師の旦那と言うのが、米国らしい。教師はショックで寝込んでしまったのか?
暴発とは言え、拳銃を持ち込むこと自体に問題がある。そう持ち込めたことにも問題あり。米国の小中学校でも入り口でナイフや銃のチェックをすると聞く。この児童も何のために持ち込んだのか?誰のものなのか?この肝心なことが分かっていないが、転校してきたばかりで、いじめられており、父親の銃を持ち出したのか???
自身の安全は銃で守る米国社会、低年齢化は進み、弱いものが死んでいく。経済だけでなく、命までもが格差社会となる。自由の国「アメリカ」の現実・・・。
2009年9月から2010年6月のschool yearの統計で全米の学校で33名が暴行による死亡で、これは1992年の統計からは最小の数字であった。昨年度のschool yearでは38名が亡くなっている。
ちなみにキトサップ郡はスクァミッシュ族インディアンのキトサップ酋長に因んで名付けられた名前である。
【IZA2/23-8歳女児、校内で撃たれる 重体、警察が同級生拘束】
米西部シアトル郊外の小学校で22日、3年生の女児(8)が、別の児童に銃で腹部を撃たれた。女児はシアトルの病院に空路で搬送されたが重体。警察当局は同じクラスの男児(9)が撃ったとみて、身柄を拘束して調べている。AP通信などが伝えた。
男児が使ったとみられる銃は教室内で見つかった。銃の持ち主などは不明。
小学校は閑静な住宅街にあり、児童数は約400人。(共同)
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